2018年7月6日金曜日

かき氷で一句

プレバト纏め 2018年7月5日

かき氷で一句

1位 岩永徹也
かき氷 思ひ出に色 加えたり
↓(詩として成立している。旧かな使いで合わせる。
  かき氷と言う季語には懐かしさがある。)
かき氷 思ひ出に色 加へたり

2位 徳光和夫
路地裏の 記憶をたどる かき氷
↓(季語を具体的に描写する事で見えてくるものが・・・。
  甘しと入れるだけでかき氷が鮮やかに具体的に見えてくる。)
路地裏の記憶 かき氷は甘し

3位 尼神インター・誠子
好きなのに 溶ける言葉と 氷水
↓(~なのに~だ 俳句は因果関係を嫌う。)
片恋(かたこい)や 溶ける言葉と 氷水

4位 浅利陽介
かき氷 先取りし過ぎた 外は雨
↓(説明の言葉↑ 季語が主役になっていない。)
外は雨 されど我らの かき氷

5位 熊谷真美
長瀞(ながとろ)に 滑る小舟の 氷飛沫(ひょうしぶき)
↓(比喩にする事で季語ではなくなる。)
長瀞の夏よ 氷のごと飛沫(しぶき)

特待生昇格試験

千原ジュニア
家族旅行 上がる花火に ジロ逃走
↓(散文的!調べにゆとりを持たせる。 
  遁走にする事でユーモラスで可愛くなる。)
家族旅行の 花火にジロ 遁走(とんそう)す

中田喜子
削氷(けずりひ)の けづりし音や 海に消へ
(けづるは古語!入力の時はけずる)
削氷の 音や光れる 波に消ゆ

来週のお題は「夏の食堂」

今回、盾にしんにょうで(とん)と
読む字を教えてくださったのですが
私のパソコンではそのような字はありません。
しんにょうの上に点がひとつ加えられた字はあるのですが・・・。
意味も同じです。
またまた、疑問が増えました。
プレバトは問題解決をしてくれないので、
番組への不信感が募るばかりです。

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