2018年7月17日火曜日

自分勝手な寛結慈憐?

瀬戸内寂聴著「愛する言葉 あなたへ」 より

長く生きて愛についてわかったこと
人はなぜ、この世に生きているのでしょう。
それは愛するためです。
人は愛するために生まれてきたのです。
愛とは自分以外の人の心を想像し、
その願いを叶えてあげたいと思う優しさです。
96歳も長生きして、今わかったことは
愛とは赦すことだと言うことです。
私たちは一人ひとりが常に目に見えない
大いなるもの、神とか仏というものに
赦されて生きているのです。
そのことに気付き、感謝を忘れないようにしましょう。
お釈迦様は亡くなる時、「この世は美しい。
人の心は甘美である。」と仰いました。
この世は苦だと認識されながら
こんな美しい言葉を私たちに残してくださいました。
この甘美なこの世で私たちは
幸福になる権利があるのです。
人を愛し思いやり、赦し、赦されて幸福に生きましょう。

う~ん!寛結慈憐を説かれたのでしょうが・・・。
これはちょっと自分勝手な言いぐさですね。
冒頭は男性が、その後はお嬢様が主役になっています。
男性への愛と子どもへの愛を混同するのは如何なものかと・・・。
神や仏が赦してくれていると解釈され?願って?
仏陀への敬愛を記しておられますが・・・。
果たして、本当に赦してくださっているのでしょうか?
神や仏が赦してくださったとしても、人間は赦すでしょうか?
人間は間違いを犯す動物です。
その度、人間は傷つけられ、
憎むことを覚えているような気がしてなりません。
言いたいこと、やりたいことをやって来た人には・・・。
忖度はしても、慮る気持ちのないには・・・。
理解したくもないことなのかもしれませんが・・・。

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