2018年7月16日 徳島新聞に掲載された記事を転記しました。
寂聴さんの法話
徳島市出身の作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(96)が15日、
京都市の寂庵で法話の会を開いた。
作家になるため、娘を置いて家をではエピソードを明かし、
「96歳まで生きて何も後悔する事はないが、
そのことだけは、しちゃいけないことをしたと
今も思っている。」と語った。
瀬戸内さんは全国から集まった約150人に、
娘との暮らしを犠牲にして
作家になったことへの思い出を吐露。
「娘はまだ四つで、お母さん行かないで、
とさえ言えないほど幼かった。悪い母親だった。」
と悔恨の念を口にした。
毎年、母の日にいろんな人から多くの花や
プレゼントをもらうという瀬戸内さんは
「本当の娘は何もくれず、気恥ずかしい。」といいつつ
「自分が小さい時に捨てた母親に誰が贈り物をあげるだろう。
私がそう言う立場でもあげないでしょう。」と話した。
取り返しのつかない事があるということを
ここにきてやっと、認められているようですが・・・。
やりたい事をやれば、このような事はあると思います。
もっと早い段階でお認めになっておられたら
お嬢様とも今とは違った関係が構築できたのでは・・・?
等と、今更ながら思うのでした。
瀬戸内寂聴女史もお嬢さんもお気の毒なような・・・。
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