2018年7月20日金曜日

砂浜で一句

プレバト纏め 2018年7月19日

砂浜で一句

1位 立川志らく
ガンジーのような 足が出る 砂日傘
↓比喩が素晴らしい 視点が俳人 ひょうひょうとした観点
ガンジーの ような足出る 砂日傘

2位 DA PUMP・ISSA
堂々と 熱砂蹴散らす オスプレイ
↓複合動詞に勢いがある 素朴な実感率直な批判の入れてある
夕映えや 熱砂蹴散らす オスプレイ
シュプレヒコール 熱砂蹴散らす オスプレイ

3位 筒井真理子
晩夏光 トマト色した 義母の指輪
↓晩夏光とは夏の終わりの頃の陽の光 相応しい季語選びを
トマト真赤 義母の指輪の 色とおもふ

4位 林家木久扇
夏の夕 砂浜の城 くずれさり
↓凡人の発想
砂の城 くずれて夏の 浜の夕

5位 白石糸
暑き日の 想ひ出残す サンオイル
↓想い出は残るもの
暑き日の 想ひ出匂う サンオイル

特待生昇格試験

Kis-My-Ft2 横尾渉
スパイクや グローブ置いて 夏の海
↓助詞の使い方が甘い 語順は考えてある 詠嘆が裏目に
スパイクも グローブも置き 夏の海
スパイクもグローブも 置き夏浜の ランニング

梅沢富美男
嬰児(みどりご)の 寝息の熱し 砂日傘
 季語に持たせた意外性 当り前の句が当たり前でなくなる
 熱し→終止形にした事で鮮やかに切れ季語が見事に立った 

DA PUMP・ISSAさんと筒井真理子さんの
観点は素晴らしいと思いました。
上五の字余りは良いとは言うものの
あまり長いのは如何なものかと・・・。

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