未来世紀ジパングで 「使用済み核廃棄物」について
池上彰氏が 現在の状況をレポートして下さっていました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20120709/
使用済み核廃棄物の問題を 棚上げして 見切り発車していたのですね。
これには 開いた口が塞がりませんでした。
現在 フィンランド ユーヤヨキでは「オンカロ」が建設されています。
オンカロとは 使用済み核燃料の最終処分場です。
この番組中 衝撃を受けたのは 町長の言葉でした。
「オンカロを受け入れた事で得られる
経済効果は 殆どないと言って良いでしょう。
恩恵は 全て 原子力発電所によるものです。
これは フィンランド人的な考え方と言われますが
町は原子力発電所から利益を得ている訳です。
利益を得たなら 最後まで責任を持つ。
誰かが引き受けなければならない。それがオンカロです。」
これは 中々 言える言葉ではない気がしました・・・。
同時に 責任を全て引き受ける町長と村民に尊敬の念が・・・。
日本でも これを訴えている方はおられますが
ごく少数に留まっている状況です。
現在 核処理に関して 日本では「オメガ計画」があるようです。
しかし これに携わる研究員が数人だとか・・・。
再処理に関してはシステムを見直すべきではないでしょうか?
数人では どうしようもない気がしてなりません。
番組でも言われていましたが
新しい技術を 日本から発信すべきだと思いました。
これこそ 次世代にツケを回す事のような気がしてなりません。
10万年先の地球を考える時なのでは・・・?
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