2026年6月28日日曜日

あの本、読みました? 辞書

夏の朝ゴミ収集車追いかけん

夏の陽よ動かぬ脳よ身体よ

夏の夕疲れのピーク迎えをり

髪洗う勘違いかも知れないが

夏の夜や思考停止となりにけり

 

■あの本、読みました?引いても読んでも楽しく深い「辞書」~新しい言葉の見つけ方

鈴木保奈美 山本倖千恵 飯間浩明

 

ベストセラー「舟を編む」は辞書作りの常識を覆した!?

「舟を編む」三浦しをん著/光文社文庫

 

辞書編集者の仕事

   ことば集め

 

最近見つけた新しい言葉

   寄りかかり(駅の用語)動詞を名詞にしている

   とろたま とろっとした卵 ふわとろプリン

 

飯間さんの日常「言葉探し」

 

・本好きさんと本屋さんぽ 今回のテーマ「気になる言葉」探し

最初は辞書コーナー

「大人ことば辞典」から抜粋 ことば探求社()/青春出版社

お口汚し

人に料理を勧めるときに、へりくだっていう言葉。

「ほんのお口汚しですが」、

「お口汚しにいかがかと思い~」などと使います。

本来は、食べ物が少ししかなく、

「お口を汚す程度しかありませんが」という意味

 

口添え

脇から言葉を添えること。

「お口添えいただければ、幸いです」など。

 

ひとくさり

話のまとまった一区切りのこと。

「自慢話をひとくさり聞かされました」など。

 

近年は工夫を凝らした様々な辞書が出版されている

Basicな国語辞典はなぜこんなに種類があるのか?

数多ある国語辞典の選び方

三省堂 新しい言葉を取り入れている

学研 知性と表現力を磨く

明鏡 恥ずかしくない言葉遣いができますか やばい‼若者をターゲットにしている

明鏡 いちご【苺】〔名〕

   赤く熟した果実を食用とするバラ科の多年草。

またその果実。栽培品種が多いが、ふつうオランダイチゴをさす。

果実は菓子・ジャム・ジュースなどにも用いる。ストロベリー。

 

岩波 いちご【苺】

   多く、一口大で赤色の表面に小さな種が多数ついた果物。

   また、それを取るために栽培する多年草。

岩波国語辞典は昔から使われていた言葉も載せている

 

三省堂 いちご[()

    赤い、小形のくだもの。やわらかくて、表面にぶつぶつがある。

すっぱくてあまく、ミルクの味と合う。「―ジャム・―大福」

 

辞書コーナーの楽しみ方

罵詈雑言辞典

 

「舟を編む」三浦しをん著/光文社文庫

あまり気にした事もなかったが、用途に合った様々な紙が

日夜研究開発されているらしい。

試作品の紙をためつすがめつしていた馬締が、突然叫んだ。

「ぬめり感がない!」岸辺と宮本はびっくりし、

思わず身を寄せ合うようにして馬締を見た。

「ぬめり感…?」歯痛を起こした芥川龍之介、

といった感じに、馬締は難しい表情だ。

「岸辺さん中型辞書を持ってきていただけますか。

『広辞苑』がいいでしょう」馬締の言いつけどおり、

岸辺は書棚から大机へ『広辞苑』を運んだ。一番新しい版だ。

「ご覧ください、宮本さん」『広辞苑』のページを、馬締は指の腹で

一枚一枚めくった。「これがぬめり感です」

 

今の小説では使われなくなった言葉

鬱陶しい

若い人はうざい・向こうに行け

以前は天気を表す言葉だった

三省堂 うっとうしい[(うっとうしい)]⦅形⦆

   空がくもって心がおしつけられるようだ。「―梅雨の季節」

   心が晴れない。「―顔」

   わずらわしい。じゃまな。「―作業・何度も言われるのはー」

 

本屋さんぽは小説コーナーへ 小説は言葉の宝庫

「半沢直樹1オレたちバブル入行組」池井戸潤著/講談社文庫

大店 銀行金融関係では おおだな⇨おおみせ

三省堂 おおみせ[大店]規模の大きな店。

「支店の中でも有数のー」☞おおだな(おおみせ)

 

「舟を編む」の物語の中に辞書の出版社全体を動かした内容が!

「舟を編む」三浦しをん著/光文社文庫

「さらに変なのは恋愛的な意味での「愛」について説明した、②の語釈です。

「②異性を慕う気持ち。性欲を伴うこともある。恋。となっていますよね」

「なにかおかしいでしょうか」

馬締はすっかり自信をなくした様子で、岸辺の顔色をうかがってくる。

「なんで異性に限定するんですか。じゃあ同性愛のひとたちが、

ときに性欲も伴いつつ相手を慕い、大切だと思う気持ちは、

愛ではないと言うんですか」

「いえ、そんなつもりはありません。しかし、そこまで細かく

目配りする必要が…」「あります」

 

「舟を編む」が辞書編集者の考えを変えた

足を向けて寝られない

 

辞書作りで最も大変な作業「語釈」ちは!

 

辞書探しのお仕事 ②辞書に載せる言葉を抜き出す

最近辞書に追加された言葉

   世界線 ②ホニャララ ③ワンチャン

せかいせん[世界線]

   〔いくつかの中から選ぶ〕世界の進む方向。「別のーに行く」

〔コンピューターゲームの「シュタインズ・ゲート」から

二〇一〇年代に広まったことば〕☞〔理〕

〔相対性理論で〕点と考えた物体が、四次元の時空で動く軌跡。

 

   ほにゃらら[ホニャララ]〔俗〕ことばをぼかすときや

   ふせられた文字を読むときなどに使うことば。

   何々。「―パーセント」〔一九七〇年代、テレビのクイズ番組

「ぴったしカン・カン」か出たことば〕

 

辞書探しのお仕事 ③言葉の説明を書く【語釈】

「愛」の語釈

私 見返りを期待しない奉仕

 

山本 許す心

鈴木 対象を大切に思う気持ち

 

三省堂

*あい[愛]

①〈相手/ものごと〉を大切に思い、

できるかぎりのことをしようとする気持ち。

   恋を感じた相手を、特別で、大切な人だと思う気持ち。「-の告白」▽(→憎)

   心からいい、すてきだ、と思う気持ち。「カメラへのー」☞愛する

 

こい[恋]人を好きになって、会いたい、いつまでもそばにいたいと思う、

満たされない気持ち(を持つこと)

 

AINet検索が普及する今 辞書の役割は何だと思うのか?

辞書スペシャリストに聞く

現代に辞書を作り続けている意味

 

・本屋さんぽ 気になる言葉 雑誌コーナー

ゴリラ+クジラ=ゴジラ

ビジュ

まろみホワイト

 

気になる一冊

飯間浩明「ar

鈴木保奈美「罵詈雑言辞典」 

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