2026年6月19日金曜日

6月の山手線で一句&愛南町杯&「朝茶の湯」

夏の朝涙堪えて指おらん

永遠の沈黙へ夏の旅立ち

台風一過車ピカピカ輝けり

干し柿が梅干しのごと梅雨じめり

艶やかに泰山木(たいさんぼく)の花の香

 

■プレバト纏め 2026618

6月の山手線で一句

・特別永世名人 梅沢富美男の締めの一句

三脚を立てて空蝉橋夕焼け

(大塚駅の近く空蝉(うつせみ)橋 固有名詞空蝉橋の使い方が巧い

  蝉の抜け殻を写そうと三脚を立てていると思った瞬間に橋が出てくることで

  映像そのものが広がる この橋の背後に夕焼けが広がっていく

  カメラワークが上手い 今日は酒が旨いとなつき先生)

 

1位 徳光和夫

ラッシュ抜け新大久保や梅雨の月

(長い時間を上手に17音の中に表現 「や」やれやれあのラッシュを抜けて

 目的の新大久保まで来た やれやれがちゃんと見える 実力がしっかりある)

 

2位 ME:IMIU

階段しか無い五月雨の旅鞄

添削(810音という調べが内容にあっている 破調)

階段しか無い梅雨キャリーケース

 

3位 トンツカタン森本

入梅の雨音超えし地下ライブ

添削(意欲的な句 地上と地下の様子を音で比較

    入梅:時候の季語「梅雨の入った頃」という意味

    天文の季語は雨音が聞こえてくる 激しく降る梅雨の雨:荒梅雨)

荒梅雨(あらづゆ)の音超えたる地下ライブ

 

4位 なえなお

夕立や死守の前髪プリ一枚

添削(三段切れ 語順を変えて意味を繋ぎ直す 回復可能な句)

前髪死守夕立プリ一枚

 

5位 高橋成美

左手にアキバ界隈扇風機

添削(季語:扇風機 

アキバ行く手にポータブル扇風機

 

・清水麻椰チャレンジ

梅雨じめり山手線は弱冷車

 

■夏井いつき俳句チャンネル

【コラボ投句企画】愛南町杯、入選句紹介!

テーマ 愛南ゴールド

 

この南風にこの香愛南ゴールド語   夏風かをる

愛南ゴールド苦労は人に見せぬもの   加治川の鴨

太陽の夏の明度の果実哉   マレット

愛南ゴールドしゅばっと夏のふっとんだ   葦屋蛙城

花珠の如し愛南ゴールドは   モッツァレラえのくし

 

時間の無駄遣いさせることなかれ

 

■一分季語ウンチク「朝茶の湯」

夏井いつきのおウチde俳句

 

こうやって紹介しておきながら 私ちゃんとした

お茶席というのは ほぼ経験がのうございます

一度テレビのロケでやったぐらいで この「朝茶の湯」

というものはですね 千利休が茶の湯の中で記した言葉によると

夏はいかにも涼しく 冬はいかにも暖かく 風情を持って

やるべしと書いてあるらしいんですが 夏の朝まだ涼しい

時間帯にやる 茶の湯のことだそうです

大体御ぜん時から始まって 午前9時には終わると

いう風に解説がのっています 日本の歴史を紐解くと

茶人として有名だった千利休 そして茶が好きであった

豊臣秀吉の逸話なんかもたくさん目にするんですけれども

この二人のやり取りとして「朝顔の茶の会」という

エピソードがあるらしいのですが これはこの「朝茶の湯」が

舞台であったと そういう話が歳時記には記述があります

0 件のコメント:

コメントを投稿