雲の峰継いだ名前は與喜郎
風青し抜苦与楽(ばっくよらく)を実践す
青嵐周りをいつも与喜とする
ドア透かしオープン今かと夏の朝
見たことのない自転車の手信号(無季句)
■「旗」城山三郎
旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため社旗も
校旗も国々の旗も
国策なる旗も
運動という名の旗も
ひとみなひとり
ひとりには
ひとつ
生きるには
旗要らず
あらゆる権威や組織、思想のシンボルを否定し、
個人の尊厳を最優先する反戦・平和のメッセージが込められた作品
背景と意義
17歳で海軍の少年兵に志願した城山三郎は、
戦時中の過酷な軍隊体験を原点としています。
戦勝後に手のひらを返して反戦や民主主義を叫んだ大人たちの姿勢に
深い違和感と怒りを抱き続けていました。
この詩には、「組織」や「大義」という名の旗に
人々が盲従することへの強い警戒心と、
一人ひとりの「個」としての生き方を大切にしたい
という気骨ある作家の哲学が表れています。
■日本人同士の論戦で日本語が通じないって、
論点をはぐらかした時は議長は速やかに注意すべきでは?
「戦争を知らない世代が
政治の中枢になった時はとても危ない」
田中角栄元首相の予言が
現実になりませんように…。(祈)
2026年6月5日の国会のかみ合わない言葉の応戦を見て…。
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「瓢虫(てんとうむし)」
普段「瓢虫」という名前を聞く時に よく見かけるのはカタカナ表記
または天道虫と書いての「瓢虫」という表記を見かけることが
多いんじゃないかと思いますが 実はこの2文字でも
瓢虫てんとう虫と読むんですね
別名「ひさごむし」と言う傍題もあったりします
見た目にも可愛いですし 指に乗せても先っぽまで歩いて行った
「瓢虫」がピュっと飛び立つとか そんな風にして
観察した人も多いかと思います
じつはこの「瓢虫」は農家にとって良い利益をもたらす
益中でもあったりします
「瓢虫」はいろんな所にわくあぶらむしをよく食べてくれる虫なんです
あぶらむしはいろんな物を食害する虫なものですから
そのあぶらむしを食べる「瓢虫」は益中というわけです
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「芒種」
二十四節気のひとつになります 時候の季語です
手紙をよく書かれる方は時候の挨拶として 芒種の頃と
いったような書き方をなさる方もいるかもしれませんね
この「芒種」いつ頃かというと 現在の暦でいうところの
6月6日頃からになっています
芒(のぎ)のある植物 稲とか米とかを播き始める時期
という意味になってきます
農家が忙しくなってくるのもこの位の時期からといわれています
またこの「芒種」という季語を使うにあたって
この芒というイメージを踏まえた句を作る
というやり方もあるわけです
鷹羽狩行さんの有名な句に
「芒種はや人の肌さす山の草」という一句もあったりします
芒のイメージがしっかりいきていますね
0 件のコメント:
コメントを投稿