冬浅し沈み行く景へ逆光
審美眼越谷の雪極めけり
雪景色ジョブズ嵌った新版画
新版画愛したジョブズ雪の寺
雪晴や美の原点は巴水かな
■夏井いつきのよみ旅!in岩手(前編)
銀河の日日煙待つ小さき手 濱田かづえ
新作のグッズ発売柳叟忌(りゅうそうき) 前川さおり
(柳叟忌は民俗学者 柳田國男の命日)
急降下セピア色なり秋の朝 前川敬子
坊やの手ホップ跳ねるや笑みこぼれ 袴田大輔
ホップの香りとはさみどりに爽やかに 夏井いつき
蓮池(はせき)の地手繰(たぐ)り寄せたや時と夢 運萬治男
秋の雨映画チケットにぎりしめ スーパーヒーロー2号(木村紘菜)
どう思われるかよりどうありたいか ROLAND
語るたび死の影遠く秋の空 堀切初
■一分季語ウンチク 柳葉魚(ししゃも)
冬の味覚としてポピュラーな
食卓にのぼる魚でもあります。
この「柳葉魚」は北海道でも
よく獲れる魚となっています。
実は日本の固有種という事になるのだそうです。
何か一杯いてよいものかと思いきや
そんな希少なとちょっと驚きます。
しかし近年漁獲量がかなり
減っているようでして2021年は記録的な
不漁ともなったようです。
冬の「柳葉魚」10月~11月に獲れるものは
脂肪分が身から減ってメスは卵を抱えている
「子持ち柳葉魚」と呼ばれることもあります。
あの一つの卵の一括りの中には
4千から1万匹程度の卵を抱えているそうです。
何とか漁獲量を保全していただきたいものです。
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