ありのまま写し伝えん寒牡丹
寝息立て落葉の上の親子猫
冬陽射し浴びて落葉と眠る猫
鳥の襲撃瞬間捉う木守柿(きもりがき)
枯桜スキャンされたる老いた人
■にっぽん!歴史鑑定「東大生の闇 光クラブ事件の謎」より
闇金融界の風雲児 東大生社長 山崎晃嗣
「人生は劇場である
僕はそこで脚本を書き
演出し主役を演じる」
「東大生社長」という役を演じきっていたため
罪悪感を全く感じなかった。
学生である自分が投資家から莫大な金を集め
それを平身低頭となって借りに来る人たちに
貸すことに満足していた。
騙すことで自尊心を満たしていたのかもしれない。
営業部長、秘書の裏切りからほころびが見え始めた。
青酸カリを服用に自殺。
「高利貸冷たいものと聞きしかど死体さわれば氷カシ(高利貸)」
山崎晃嗣
https://ja.wikipedia.org/wiki/光クラブ事件
■御成敗式目
鎌倉幕府の基本法典。
貞永元年(1232)、執権北条泰時が評定衆に命じて編纂(へんさん)させたもの。
51か条からなる。
源頼朝以来の慣習法・判例などを規範とし、
行政・訴訟などに関して定めた武家最初の成文法。
後世の武家法の基本となった。貞永式目。
知恵泉 より
▪悪口は争いのもととなるため重大なものは
流罪とし軽い場合でも牢に入れる
▪人に暴力をふるうことは
相手の恨みを買うためその罪は重い
▪領内の農民が逃亡したからといって
その妻子を捕まえ家財を奪ってはならない
清水克行氏
しかし、鎌倉武士の倫理観からすれば
他人から悪口を言われ裁判に訴えるというのは卑怯。
(悪口を)言われた瞬間に斬れるのが武士としての正しいやり方。
そういう武士を矯正するのが北条泰時の役目だった。
泰時は厳罰だけではなく緩刑化も執り行った。
不倫に関しては以前より寛大な刑となった。
以後、寺子屋の教科書にもなった。
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