伸びやかに空間目指す尾白鷲
冬の雨Chromeまでも反抗期
冬の山廃仏毀釈そこかしこ
冬浅し神輿上下に滝入りへ
初霜よ白装束の神輿入り
プレバト纏め 2022年11月24日
ピザ窯で一句
永世名人 富美男のお手本
梅沢富美男
ピザに焼く上顎の皮雪催
添削(皮が不要。
オノマトペだと3音を4音にして字余りになっても気にならない。
句またがりにし季語を主役に立てる。)
ピザに焼く上顎雪催しんしん
特待生昇格試験
北山宏光
雪催煤切れを待つ耳赤く
添削(情報の詰め込み過ぎ。雪催(もよい)冬の季語
今にも雪が降りだしそうな天気のこと。)
石窯の煤切れを待つ雪催
馬場典子
ピザカッターの先に居るずわい蟹
添削
ピザカッターの先にずわい蟹のかたまり
ピザカッターの先にずわい蟹のこんもり
ピザカッターの先のずわい蟹を睨む
ピザカッターの先のずわい蟹をどうする
1位 高瀬愛奈
冬銀河打ち上げピザはナポリ風
(季語の冷たさ・美しさと対比された中七下五。
冬銀河 冬の季語 冬の夜空にかかる天の川のこと。)
2位 渡辺満里奈
400℃火の如赤き父のセーター
添削
ピザ窯の火のいろ父のセーターは
3位 坂井良多
炭ドームチーズとトマトの一騎討ち
添削(炭は冬の季語。トマトは夏の季語。幼稚な擬人化。)
ピザ窯はチーズとトマトの一騎討ち
4位 大貫勇輔
炭火前早く運べとサラミの目
添削
炭火爆(は)づピザのサラミは目のごとく
次回のお題は「カラオケ」
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