2022年11月3日木曜日

AI×俳句と松陰辞世の句と「露時雨」

未熟から成熟へ秋の夕焼
二つある蛇の交尾器冬となり
朝寒し(蛇の交尾器)尖ったガラス細工めく
(辻井伸行くん)音楽の神に守られ天高し
院展の膨らみ過ぎた乳房かな

■夏井いつき俳句チャンネル
【AI×俳句①】俳句を元にAIが生成した画像

古池や蛙飛び込む水の音
ラフカディオ・ハーンの英訳
Old pond-frogs jumped in-sound of water.
ドナルド・キーンの英訳
The ancient pond a flog leaps in the sound of the water.

金子兜太
犬の睾丸ぶらぶらつやつやと金木犀
この英訳はAIは映像化できない。
SensitiveなWordは生成できないから…。

■吉田松陰辞世の句
身はたとひ
武蔵の野辺に
朽ちぬとも
留め置かまし
大和魂

■一分季語ウンチク 露時雨
梅雨ではなく夜露とか梅雨が降りるの露です。
この「露時雨」には2つの意味があると
歳時記を参照すると書いてあります。
一つには秋になって地面が冷えて露が降りてくる
その露が地面まで落ちて時雨が通りかかったかのように
地面が濡れているさまを「露時雨」というという説と
もう一つは草などに降りた露が時雨のようにさぁっと
今まさに落ちていくっていうその状態のことを
「露時雨」と言う二つの解説があります。
実際に「露時雨」をどちらの場面で使おうと思ったのか
そういったことを意識しながら作句してみたいものですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿