11月12日記載漏れ
冬の月テロを美化する日本人
冬星座全ての句は遺言なり
冬ぬくし心ありきの言葉あり
寒桜異なる時間の概念
冬の海他人の話を聞けぬ人
プレバト纏め 2022年11月10日
ドライブスルーで一句
永世名人富美男のお手本
小さき手のピクルスつまみ出す小春 梅沢富美男
添削(「手」「つまむ」は情報が重複。
詠むべきは「手」ではなく「指」。)
ピクルスはパパに小春のハンバーガー
永世名人への道
時雨るるやジュニアシートで待つポテト 藤本敏史
添削(「で」は動的、「に」は静的な動詞が続く。
「や」の詠嘆は大袈裟。時雨の特性を「また」で表現。)
時雨またジュニアシートに待つポテト
冬の星信号待ちのポテト2本 横尾渉
添削(語順が違う。)
ポテト2本信号待ちの冬の星
1位 レイザーラモンRG
星の入東風(いりごち)今夜の恋をくれた人
添削(細川たかし「北酒場」の引用では胸を張れない。)
星の入東風よ今夜の恋ひとつ
2位 矢花黎
助手席でポテト抱える息白し
添削(「で」は「へ」に変えることで
運転席の窓が開いて助手席へ渡す動作が見える。
開いている窓から冷たい風が入ってくる様子がわかる。)
助手席へ渡すポテトや息白し
3位 勝俣州和
冬の朝我慢しきれずはしご芋
添削(中七の説明、はしご芋の造語は不要。
芋は俳句では里芋を指す。)
ドライブスルー冬のポテトをはしごして
4位 松嶋尚美
初雪日湯気たつ郷まで道中宴
添削
初雪の道中楽し温泉へ
次回のお題は「神宮外苑の銀杏」
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