秋湿り日々美化させて過去を生く
かりそめの筆遊び(ふですさび)せり秋日和
偶然を見落とすなかれ秋意かな
自立した自分が基本秋麗
NHK俳句 兼題「芸術」
「一橋桐子の犯罪日記」とのコラボ月間。
選者 堀本裕樹 ゲスト 木村多江 司会 武井壮
■冒頭の俳句
音楽に乗って檸檬の香りけり 堀本祐樹
■季語から読み解くドラマの俳句
君失せてモノクロの日々昼寝覚(ひるねざめ) 三笠隆
昼寝覚(昼寝の傍題) 夏の季語 けだるさを表現
例題
昼寝覚雲を目に入れまた眠る 大野林火
■入選六句 テーマ「芸術」
毬栗(いがぐり)に絵画教室ざわつきぬ
西爽子(そうこ) 季語 毬栗(栗の傍題)
指先の秋思煌めくバレリーナ
猪俣ま悠 季語 秋思
朝顔を描く朝顔に囲まれて
谷村高夫 季語 朝顔
彫像の顔に生まるる良夜かな
吉野敬子 季語 良夜
亡き妻のぬり絵は壁に秋の声
禪寳(ぜんぽう)居士 季語 秋の声
特選 秋麗モデルの喉に髪の影
高木統(おさみ) 季語 秋麗
■あなたのエピソード、俳句にします テーマ「芸術」
季語に想いを託す
視聴者のエピソード
子が描きしママはぐるぐる秋うらら 堀本祐樹
木村多江さんのエピソード
ニット着てドラマ撮る間の風涼し 堀本祐樹
風涼し 夏の季語(凉しの傍題)
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