過疎の山郵便ポストに秋の風
進化する未来はな先秋気澄む
忙しなくうろちょろ移動秋の雲
秋の花雨が届かずうなだれん
秋の朝レンジ壊れて冷やご飯
■夏井いつきのよみ旅!in奄美大島(後編)
イジュの花愛しい君への髪かざり 森田啓子
(イジュとは夏の季語)
夏来るあこがれの地へ夢続く 前里佐喜次郎
梅雨の月奄美の響き世に放ち 前山信吾
ひとつの業界を変えるのは
制度の改革とか取り組みではなく
一人のスターだと思う ROLAND
納豆の粘り恋しき酒造り 西平せれな
音楽も酒も詩なりアダンの実 夏井いつき
夏の日々良き波探し島に酔う ジョン・マノリト・カントウ
梅雨入りとききし浮かぶは一村画 長尾美和 てぽベネ
涼風や八十路のドラムリズムよし 坂井文磨
■一分季語ウンチク 七夕
五節句の一つ数えられていて
織姫と彦星が一年に一度
出会えるという伝説の「七夕」です。
この「七夕」の元々の行事は陰暦の7月7日に
行うということで秋、初秋の頃の季語となっています。
現代の生活感としては陽暦普通の暦の上での
7月7日頃に行うことが多いことから
七夕が秋の季語だというと「えっ」と
驚かえる方も多いかと思います。
だんだん時間時代の流れによって
ひょっとしたら夏と扱われてしまうようなことも
あるのかもしれないですね。
この七夕にはまつわる様々な傍題が数多くあります。
それぞれの由来や伝説について
調べてみるのも面白い季語です。
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