秋暑し抹茶が喉を通ります
ごくごくと冷たき抹茶残暑かな
椋鳥や空を闇間へ変えるほど
椋鳥や数えきれない仲間連れ
椋鳥の羽ばたきの音すさまじく
プレバト纏め 2022年8月18日
サービスエリアで一句
永世名人村上のお手本
村上健志
炎天やドットの粗き標識車
(気付きこそが俳句の種。季語炎天を信じた俳句。)
特待生昇格試験
ミッツ・マングローブ
上腕たくまし蜻蛉の休憩す
添削(カメラワークは良い。)
ドライバーの上腕とんぼ来てとまる
立川志らく
蜩の駅にひぐらし辿り着く
添削
蜩の駅ひっそりとひぐらし来
追憶のひぐらし蜩の駅に
1位 的場浩司
アクセルを開くや鉄馬月に吠え
(月が秋の季語。鉄馬とは風鈴、軍馬、鉄で作った馬の別名。
バイクを連想させる仕掛けがなされていた。
勇ましさ、鉄の感触、跨る様子が入れられている。
「月に吠える」は萩原朔太郎の詩集。知性が感じられる。)
2位 村田秀亮
妻を待ち静かな月のサンルーフ
(月が秋の季語。静かで美しい時間が描かれている。
言葉の配置が良く語順も巧い。)
3位宮田俊哉
涼風に猫も招かれEXPASA
添削(涼風が秋の季語。中七の擬人化が純度を下げている。)
野良猫もいて涼風のEXPASA
4位 福原愛
夢のあと打ち水跨ぎ追う背中
添削(打水が夏の季語。全体が曖昧で具体性がない。)
打水を跨ぎ売店へと走る
次回のお題は「駅の売店」
0 件のコメント:
コメントを投稿