2019年5月25日土曜日

五月の昼休みで一句

薫り聞く 探す目の先 薔薇の咲く
ツイッター 続くフォローや 踊りの輪
風薫る 知らなかったが また一つ
そのひぐさ できない事の また増えて
夏きざす 吾の中に居て 青い鳥

プレバト纏め 2019523

5月の昼休みで一句

永世名人への道
梅沢富美男
薄暑なり 日常を行く 喪服の吾
(映像を見せる工夫が足りない。心情ではなく技術の問題。)
喪服の吾 行く日常といふ 薄暑

特待生昇格試験
柴田理恵
若葉風 部下にあわせ タコライス
(世代感覚を表現。上司の心情が出ている。)
若葉風 部下にあわせ タコライス

1位 片岡鶴太郎
江戸文字の 下足札に どぜう鍋
(どぜう鍋が夏の季語。手堅く作られていて直すところがない。)

2位 小林よしひさ
風薫る 焼肉丼の 最後尾
(基本の形に忠実な句。映像が描けている。
俳句の基本とは①上五に季語を置く。②12音の音と取り合わせる。)

3位 犬山紙子
新緑が 居場所奪った 君の影
(表現の仕方を間違えている。読み手に伝わる表現を…。)
新緑の 眩し 欝々たる君に

4位 木嶋真優
昼休み 葉桜下に 麦こがし
(麦こがしとは夏の季語ではったい粉の事。季重なり。)
葉桜の下 片恋の 昼休み

5位 Kis-My-Ft2 玉森裕太
炎天下 待ち行列に 草生える
(草生えるとは笑っているWWWの事。
 本人は「()かっこわら」としたかったらしい。)
炎天下 待ち行列に WWW(くさはえる)

夏井いつき先生は玉森裕太君の表現が
お気に召さなかったみたいですが…。
私は物凄い新風を感じました。
ネット用語をこのように俳句に
入れるって素晴らしいと思いました。
玉森裕太君に期待しています。
次回が楽しみでなりません。
Twitterでよく「草」を拝見していたのですが
ずっと意味が解りませんでした。
意味と使い方を教えてくれてありがとう!
梅沢富美男氏の添削には感動しました。
こんな俳句が詠みたいと痺れました。

次回のお題は「梅雨の洗濯物」

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