2019年5月31日金曜日

小さき幸せ❣

枯らせることに関しては
天才的な才能を保持していたのですが…。
何と言う事でしょう‼
菊芋が見事に育っています。
今、話題沸騰中のあの菊芋が…。
嬉々❣
























今年も頂戴しました。

ごちそうさまでした。
来年もよろしく❣



IT用語で一句

ふぁぼっても ふぁぼられなくて 夏の月
フォローされ フォロバよろしく 砂糖水
水遊び リプは頻度と タイミング
DMで 心通わせ ハンモック
ミュートされ ミュートできない 風青し

先週のプレバトでのKis-My-Ft2の玉森裕太君に
挑発され、私もIT用語で詠んでみました。(軽い!)
用語自体使い慣れないので、
今回は拙句ばかりとなってしまいましたが
これから積極的に使っていきたいと思いました。
その為にも、もっとIT用語に
強くならないと駄目ですよね?
どなたか御指南くださらないかしら…。
先週の放送直後からはIT用語の俳句が
どれだけ誕生しているのかしら…?
きっと、物凄い数のような気がしてなりません。
玉森裕太君!俳句界に大きなうねりを
齎したことは間違いないと思います。

2019年5月30日木曜日

信濃川で一句

信濃川 ゆるりと曲がり 夏野かな
滔々と 夏を運ばん 信濃川
わっぱ飯 夏空青し 信濃川
柚子の花 帰路待つ人へ 信濃川
柚子の花 香り届けん 信濃川

Twitterで仲良くしてもらっている方が
新潟県の社交ダンス競技会に行った時に
信濃川の画像を送ってきてくださいました。
さっそく、信濃川を詠ませてもらいました。
吉野川とはちょっと趣の違う川です。
ゆったりとした流れに魅入ってしまいました。
さすが!新潟の雄大な大地に感銘を受けています。
最上川に似ていると思ったのは私だけ…?
直に拝見したい病に罹患してしまいました。
新潟に住む由美子さん!待っててね!





2019年5月29日水曜日

レジリエンス!

人参の 花が咲きたる 元畑
こうのとり 親鳥忙し えさ探し
花菖蒲 雨に打たれて 艶麗に
更衣(ころもがえ) 蘇る日々 包み紙
一薬草 うつむき咲きて 行き止まり

逆境を乗り越えるコツはレジリエンス!
確かに「跳ね返り、弾力、回復力、復元力」は、
キーとなりそうですが…。
自己に不利な状況が続くと凹みます。
健康問題、人間関係など、自分では
どうしようもできない事も多々あります。
人生!思った通り進む訳がない!と、
思って歩んでいくしかないのでは…?
諦めるな!とは言われていますが、
諦めていた方が巧く行く事もあるのでは…?
ずっと熱い思いを抱き続けていると
精神が崩壊しそうです。

2019年5月28日火曜日

ソクラテスの言葉

亡き父の 植えた芍薬 また咲けり
芍薬よ 誰が為に咲く 淑やかに
鳥巣立つ 日々人間に 追われけり
巣立つ日よ 今か今かと ズームイン
葉桜に 頬撫でられて 雲の行く

ソクラテス 曰く
「無知の知こそ 賢者への道」

己の無知を知ることが最初の一歩なんですよね。
概念や観念や理念に縛られている人って多いですよね。
固定せずやわらか頭で物事を見ないと
狭く浅く薄っぺらな思考になりかねません。
賢者への道のりは遠い!
私の理想は山田五郎氏です。
動く百科事典と言っても過言ではない人なのに
微塵もそのような姿は見せないんですよね。
若年層の頃はそうではなかったようですが…。
現在は相手へのリスペクト、
慮る気遣いにも余念がありません。
目指せ!山田五郎氏!理想は高く!

2019年5月27日月曜日

ハンス・カロッサの言葉

松落葉 気づかぬままに 還り行き
短夜や 希林の著書を 読み返し
夏こたつ 体埋める 同居人
火照る足 置場さがして 夏の夜
夏きざす 一木造りの 強き圧

ハンス・カロッサ 曰く
「人生とは出会いである。
その招待は二度と繰り返されることはない。」

歳を重ね、この言葉の重要性に気付きました。
若い頃って意外と気付かないんですよね。
取り返しのつかない出会い、
勿体ない出会いを多々経験してしまいました。
若い頃は貪欲に一つ一つの出会いを
大切に取り扱わないとですよね。
未熟さから失ってしまったことを
今更ながら悔やんでいます。
瀬戸内美八さん手作りのサンドイッチを
司馬遼太郎先生とご馳走された事があったのですが…。
司馬遼太郎先生を存じ上げず
失礼千万な会話をしてしまいました。
もう少し、あの時、一般常識を
持っていたならと悔やんでも悔やみきれません。

2019年5月26日日曜日

「なつぞら」の名言

絡め合う 二人の指よ 夏の宴
匂いかぎ 目に潤いの 薔薇に雨 
滴りよ 音なき音に 耳澄ませ
躑躅咲く 炎()ゆるばかりに 山を染め 
京に咲く 二葉葵の 気高さよ

2019525日の「なつぞら」 より
佐々岡信哉(工藤阿須加) 曰く…。

「悲しみから生まれた希望は、人を強くします。
喜びから生まれた夢は、人を優しくします。」

なんて素敵な言葉でしょう…。
強く優しい人間でありたいと、いつも願っています。
希望や夢を失いつつある年齢ですが
今一度、持つことを諦めてはいけないなぁと思いました。

2019年5月25日土曜日

五月の昼休みで一句

薫り聞く 探す目の先 薔薇の咲く
ツイッター 続くフォローや 踊りの輪
風薫る 知らなかったが また一つ
そのひぐさ できない事の また増えて
夏きざす 吾の中に居て 青い鳥

プレバト纏め 2019523

5月の昼休みで一句

永世名人への道
梅沢富美男
薄暑なり 日常を行く 喪服の吾
(映像を見せる工夫が足りない。心情ではなく技術の問題。)
喪服の吾 行く日常といふ 薄暑

特待生昇格試験
柴田理恵
若葉風 部下にあわせ タコライス
(世代感覚を表現。上司の心情が出ている。)
若葉風 部下にあわせ タコライス

1位 片岡鶴太郎
江戸文字の 下足札に どぜう鍋
(どぜう鍋が夏の季語。手堅く作られていて直すところがない。)

2位 小林よしひさ
風薫る 焼肉丼の 最後尾
(基本の形に忠実な句。映像が描けている。
俳句の基本とは①上五に季語を置く。②12音の音と取り合わせる。)

3位 犬山紙子
新緑が 居場所奪った 君の影
(表現の仕方を間違えている。読み手に伝わる表現を…。)
新緑の 眩し 欝々たる君に

4位 木嶋真優
昼休み 葉桜下に 麦こがし
(麦こがしとは夏の季語ではったい粉の事。季重なり。)
葉桜の下 片恋の 昼休み

5位 Kis-My-Ft2 玉森裕太
炎天下 待ち行列に 草生える
(草生えるとは笑っているWWWの事。
 本人は「()かっこわら」としたかったらしい。)
炎天下 待ち行列に WWW(くさはえる)

夏井いつき先生は玉森裕太君の表現が
お気に召さなかったみたいですが…。
私は物凄い新風を感じました。
ネット用語をこのように俳句に
入れるって素晴らしいと思いました。
玉森裕太君に期待しています。
次回が楽しみでなりません。
Twitterでよく「草」を拝見していたのですが
ずっと意味が解りませんでした。
意味と使い方を教えてくれてありがとう!
梅沢富美男氏の添削には感動しました。
こんな俳句が詠みたいと痺れました。

次回のお題は「梅雨の洗濯物」

2019年5月24日金曜日

忘れえぬ女

夏きざす 首に汗した 笑顔の子
五月雨て 窓の水滴 追いかけて
美酒美肴(こう) 亡き両親と 遊び船
無造作に 置かれ投入(なげいれ) 海芋かな
時を超え 甘美なる無為 五月展

トルストイ著「アンナ・カレーニナ」より

「幸福な家族はいずれも似ているが、
不幸な家族はそれぞれちがう不幸をかかえている。」

「人は自然に善悪を区別する。
何も発見したわけでなく目を開いただけなのです。」

「あたしって、とても気位の高い女ですから、
こちらを愛してもくれない人を恋するなんて、絶対にしないわ。」

ロシアの画家 イワン・クラムスコイの描いた
「見知らぬ女」は、アンナ・カレーニナの何物でもないですよね。
当初は、娼婦だと決めつけられ批判を浴びたそうですが…。
男好きはしそうですが、私には娼婦には見えません。

2019年5月23日木曜日

リンカーンの言葉

パラレルに 下げる株価よ 夏の陣
夏の鴨 留まり子孫 残しをり
夏桑や 黒き実選ぶ 指を染め
口福や 独り舞台の 春炬燵
カタバミよ 蜜は甘いか 夏の蜂

リンカーン 曰く

待っているだけの人達にも
 何かが起こるかもしれないが、
 それは努力した人達の
 残り物だけである。」

最近、周りを見渡すとどれだけその分野に
時間とお金を費やしたかではないか?と
思うようになってきました。
大した才能もない人でも結構その世界で
生き残ってるいる人を拝見します。
ある意味、情熱だけ?好きなだけ?で
生き残っている人がいらっしゃいます。
私は幼い時から、世襲制以外では
かなりの才能がない限りその職業には
ついてはいけないものだと思っていました。
また、継いでいけないと信じていました。
努力することで意外と生き残れる
ものだという事が解ってきました。
って、時すでに遅しなんですけど…。
昔は、大した努力もしなくても世襲できましたが
昨今は、情熱なしでは生き残れませんね。

2019年5月22日水曜日

けんちゃんへのRequiem 

短夜や 希林の言葉 音読し
観念に 縛られ過ぎて 夏点前
ナチュラルに 生きて行きたく 夏の空
あるがまま 導かれ行く 薄暑かな
自然こそ 不自然のごと 柿若葉

先日参加したDancePartyでたくさんの
顔見知りの人と会うことができました。
皆さんお変わりなくはつらつとしていらして
一気に時をさかのぼってしまっていました。
新野で結婚式場を経営している男性から
コレクターのけんちゃんの訃報を聞くことに…。
あまりのショックで、その直後からずっと
けんちゃんの思い出が脳裏を駆け巡っています。
けんちゃんに最後に会ったのは
友人のご尊父様の葬儀の時でした。
いつもになく濃いグレーの背広で参列していた姿を見て、
けんちゃんも背広を持っていたんだ!と
まじまじと背広姿を見たことを思い出しました。
けんちゃんの記憶力にはいつも驚かされていました。
超久しぶりににコレクターへ行った時、
私がいつも注文するお気に入りを覚えていてくれたのです。
あの時は嬉しかった!
一緒にいた友人や弟や義妹が驚いていました。
けんちゃんはコレクター近くの喫茶店で
本当によくご馳走してくれましたよね…。
ごちそうさまでした。
けんちゃんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
大好きだったけんちゃん!
もうお話しできないと思うと寂しいけれど、
これからは私の中で生き続けてくれるんですよね。
これからはずっと一緒なんですよね…。(合掌)


2019年5月21日火曜日

松尾芭蕉について

夏めきて 自衛のための 奇襲あり
降る雨に 抱かれ歩む 五月哉
目で鼻で 耳で楽しむ 初夏の花
あなたより 重い愛もつ 薔薇の咲く
唇に 花を咲かせる 夏の宵

偉人たちの健康診断 より
松尾芭蕉が取り上げられていましたのでメモしました。
奈良茶飯を食べながら滑稽な句を詠んでおられたようです。
34歳の時に詠んだ句!
「行雲や 犬の欠尿(かけはし) むらしぐれ」
「あら何ともなや きのふは過て ふくと(河豚)汁」

43歳の時には…。
「古池や 蛙飛びこむ 水のおと」
心の風景、観念的、時間、思いを描いています。
静けさ、静かさというものが広がるような不思議を詠んでいます。
と、解説したのはロバート・キャンベル氏!
人生に重ね心象を描いています。

最愛の弟子 坪井杜国と旅した時に詠んだ句!
「寒けれど 二人寐る(ねる)夜ぞ 頼もしき」
杜国のいびきを車長持ちのごとだと表現しました。

30歳で亡くなった杜国へ書き記した言葉!
「夢の中で私が杜国の事を言い出して号泣して目が覚めた。」
嵯峨日記より

松尾芭蕉は忍者説がありますが
諜報部員であったかもしれないようです。
最初使えた城主に見たもの聞いたことを伝えていたかも…?

51歳で芭蕉は持病(潰瘍性大腸炎、痔から合併症を発症したようです。
「秋深き 隣の人は何を する人ぞ」と詠んでいます。

元禄7(1694)1012日 松尾芭蕉死去 享年51
死因は合併症による腸結核の可能性が大きいようです。

死の直前に詠んだ句!
「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る」

永遠の旅人!旅と言う修行で心を豊かにしていったようです。

芭蕉は「義仲寺」に眠っています。
47歳の頃、大津で庵に入り、心を打たれたそうです。
「かりそめに入った山でしたがもう二度と降りたくないと思い始めた。」
幻住庵記より

「行春を 近江の人と おしみける」と詠み、
この寺で眠り事を遺言されていたようです。

俳句という文学の中に今も松尾芭蕉は生き続けているのでは…?

この時代から俳句を心象を描いていたのですね…。
嬉しくなってきました。
やはり、心を写生しても良いんですよね。

2019年5月20日月曜日

尾形光琳作「燕子花図屏風」

明易し 孤独纏って 歩き行く
精神の 低気圧見て レモン水
往来す 六曲一双 かきつばた
行き止まり 吾の人生よ 迎へ梅雨
昼寝覚(ひるねざめ) 乾いた笑いと 高き声

尾形光琳の燕子花図屏風が
「新美の巨人たち」でクローズアップされていました。
琳派の天才絵師・尾形光琳作『燕子花図屏風』。
六曲一双の大画面に描かれたのは咲き誇る燕子花だけです。
その斬新な構図は日本美術に新たな風を吹かせたそうです。
しかも使われているのはたった2色…。
“光琳模様”の着物を身にまとった
シシド・カフカさんが向き合われました。
丁寧に掘り下げてくださるり嬉しかったです。
作品の裏事情を知ることで俄然興味が深まりました。
屏風に関しての鑑賞の仕方をも教えてくれました。
知らないことを知るって本当に楽しいですね。
まさに知る楽を体験させて貰いました。

2019年5月19日日曜日

今が旬!筍と人参!

朝掘りの 筍届く 今日もまた
玄関に 鎮座たけのこ 偉そげに
風青し 理屈ではなく 願い込め
群れの中 黙を楽しむ 夏の宵
吾を守る 為の無視あり 扇かな

この時期になると、朝掘り筍と
人参がい~っぱい届きます。
もう、冷凍庫には筍と人参で満杯です。
これが柔らかくて甘くて美味しくて
毎食食卓にあげています。
食べきれないのでサークルの人や
ご近所さんにもお裾分け…。
今日は筍と人参と鶏肉の炊き合わせです。
今日は午後、ダンスパーティーの
お誘いを受けたので国府まで行きます。
主催者から招待されたのですが、
初めての場所なのでどきどきです。
さぁて、どうなりますことやら…。

2019年5月18日土曜日

学校の蛇口で一句

夏めく日 山ふくらみて 目に眩し
一木一草 強さ信じて 今朝の夏
若さゆえ 肩ひじ張って 夏を行く 
背伸びして 強さ装い 夏に立つ
いきがって 気概溢るる 夏来る

プレバト3時間スペシャル纏め 2019516

学校の蛇口で一句

永世名人への道

梅沢富美男
緑青(ろくしょう)のカラン 石鹸ネット 揺れて夏
(見事なカメラワーク、最後に夏とびしっと決めた体言止めが見事。
この俳句を三段切れに思ったのは私だけ…?)

特待生昇格試験

フルーツポンチ 村上健志
記念樹の 若葉へホース 伸ばしけり
(記念樹という言葉は情報量が多い。
「へ」助詞の使い方も正しい。
 私も素晴らしいと思いました。)

千原ジュニア
すり傷を 蛇口流す 夏の空
(正確な助詞の選択。)
すり傷を 蛇口流す 夏の空
(「流す夏」とすることで複雑な感情が入り重みが増す。)
すり傷の 砂を蛇口に 流す夏

俳句の才能特待生昇格スペシャル

1位 ABC-Z 河合郁人
百本ノック 蛇口に映る 夏の空
(映るは説明に受け取られる可能性があったが、
蛇口の間近に見た夏の空という映像が再生、表現されていた。)

2位 皆藤愛子
ガガンボの ゆくえ目で追う 女子トイレ
(「ゆくえ」という言葉はあいまいな印象を与えがちだが今回は適切。
それぞれの言葉が必要な場所に適切に置かれている。)

3位 筒井真理子
蛇口より ぬるりと河童 滴れり
(「滴れり」が季語。美しい季語に対して良くない使い方である。
「無季の句」と言い切れば良かった。)

4位 馬場典子
1000本ノック 浴びし日の レモン水
(レモン水が夏の季語。
 レモン水という季語が過去の記憶となり鮮度が落ちている。
 1000本は許容範囲ではあるが、千本が基本。)
千本ノック 浴びし日のあり レモン水

5位 藤井隆
ひねる手を 待ってる蛇口の 夏休み
(擬人化を2つ入るとくどくなる。
 語順を変えることで一つにすることができる。)
ひねる手を 待ってる 夏休みの蛇口

6位 星野真里
チャイム待て 爪入る砂と 水遊び
(上五を命令形からお願い系にすることで印象が変わる。
 個人的に「待て」は「鳴る」「聞く」」ではいけなかったのでしょうか?)
チャイムよ待って 爪入る砂と 水遊び

7位 徳光和夫
夏連や 蛇口で冷やす 股間かな
(野球と特定できるようにした方がよい。
 「ファウルチップ」を使うと特定できる。)
ファウルチップの 股間蛇口に 冷やす夏

素晴らしかった!
毎回こうだと俳句への興味ががぜん増すのですが…。
って、これ以上増したら日常生活に支障が出るかも…。()
俳句でも、やはり師を持った方が良いと思うようになってきました。
でも、一度師と仰いだ先生と意見の食い違いがあるとこれも辛いし…。
高いハードル?厚い壁?が立ちはだかっているような…。