2019年3月2日土曜日

ひな祭りで一句

春昼や できなくなるを 楽しめり
亡き犬の 気配感じる 春の庭
亡き犬の 匂いどこかに 春の居間
春の陽や 前の年には 居た犬の
梅の香や 高きを降りて うずまいて

プレバト纏め 2019228
ひな祭りで一句

永世名人への道
梅沢富美男
紙雛のにぎやか 島の駐在所
(手慣れの技!鮮明に映像が出てくる。)

特待生昇格試験
立川志らく
母手折る(たおる) 紙びな父の ラブレター
↓(季語としての必然性。
手折るとは道具を使わず手で花や枝を折ること。
または、女性を自分のものにすること。)
母が折る 紙びな父の ラブレター

1位 星野真里
雛の間と なりて迎えし 朝の声
↓(朝日のイメージも声もする 
「る」にすることで鮮度が高くなる。)
雛の間と なりて迎える 朝の声

2位 パックン
ハイパーインフレ ボリバル札の 紙雛(ひいな)
(季語を選ぶ必然性。
ハイパーインフレを入れることで句として長生きができる。)

3位 パンサー向井慧
陽だまりに 見つめあう雛 子のしわざ
子のしわざなり 見つめあう 雛と雛

4位 渡辺満里奈
雛しまう 手に桃の花 はらりはらり
(季重なりは強弱を!雛納め⇒雛しまうと桃の花が同列!)
雛しまひたる 手に桃の花 はらり

5位 小池徹平
君がため 雛飾りしは そのうちに
生まれくる子に 雛飾る 時を待つ

来週のお題は「春の号外」

今週のゲスト!星野真理さんは「NHK短歌」で
司会をされているだけあって素晴らしかった!
やはり語彙力が長けていますもの。
それに短歌で磨いた言葉選びのセンスも光っていました。
短歌をあれだけ詠まれる人ですもの天晴れ!
当然の結果に拍手喝采してしまいました。
また、番組に出て欲しいです。
星野真里さん司会の週に出演されたゲストの人
全員が短歌のファンになっていました。
俳句のファンを増やしてほしいです。

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