2019年3月16日土曜日

春の引っ越しで一句

食べるとは 生きる証明 長閑なり
木の芽時 味わうことを 楽しめり
春時雨 口動かさん 楽しけり
今日もまた 病楽しみ 春を生き
クロッカス 色を違えて 自己主張

プレバト纏め 2019314

春の引っ越しで一句

永世名人への道
FUJIWARA 藤本敏史
おぼろ夜や 荷馬車眠る 象使い
(助詞の選び方が雑!馬と象生き物の気配が感じられる
 は活動場所 は動作の持続を表現 この場合は持続行為)
おぼろ夜や 荷馬車眠る 象使い

特待生昇格試験
Kis-My-Ft2 横尾渉
地下鉄に 迷い込んだ シャボン玉
(比喩にすると季語の力が弱まる)
シャボン玉の ごと地下鉄に 迷いたり

1位 藤井隆
実家から 持ち出すタオル 選ぶ春
(構成が面白かった!
実体験はオリジナリティ・リアリティが入ってくる)

2位 手塚理美
ダンボール つまれ新居 うららかに
(春うららは季重なり!
引っ越しを使わずに引っ越しと解る句!
 ~は過去や存続を表す言葉)
ダンボール つまれ新居の うららかに

3位 みちょぱ
引越が 町で3件 夏近し
(季語の選び方が巧い。)
引越が 町内(今年は)三件 夏近し

4位 乙武洋匡
春の泥 跳ねるトラック 夢を乗せ
(夢はあるある!)
一家乗せ 跳ねるトラック 春の泥

5位 コロッケ
巣立ちの日 母の心は 春出水
(春出水を比喩で使っている。季語の力が弱まる。
出水などと言う大げさな比喩を
使わなくても親の気持ちは表現できる。)
巣立つ子へ 春のさみしき 心かな

みちょぱの一言は多くのゲストの本心ではなかったでしょうか?
「むかついた!」ゲストも驚いていましたよね?
浜田雅功さんは突っ込みさえできませんでした。
助詞の使い方をここまで拘っておられるのに
ゲストへの心遣いがあまりにもないような…。
俳句をなめている人にはあの対応で良いですが
一生懸命作ってきた人へは
もう少し配慮があってしかるべきかと…。
俳句は勉強して巧くなるものではありません。
持って生まれた感性が大きく左右すると思うからです。
私は下手でも良いから俳句を嫌いになって欲しくありません。
多くの人に俳句を好きになって欲しいです。

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