睡蓮の開く音聞く秋の朝
秋の芝アマがプロをも凌駕せり
秋草やすべての要素心得て
秋の夜を藍の被衣(かずき)の濃淡が
長き夜や人それぞれの傷みあり
■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん
【宇野亞喜良登場!和田誠・横尾忠則とのつながりとは?】
私が待ち焦がれていた宇野亞喜良氏がゲストでした。
めったにTV出演して下さらないので今回は神回!
貴重なお話をたくさんお聞かせくださいました。
コシノジュンコ女史のお話は秀逸でした。
御年91歳
花の生涯 昭和27年(1952年)~昭和28年(1953年)
「毎日新聞」紙上で連載
和田誠 昭和11年(1936年)~令和元年(2019年)
「週刊文春」の表紙などの挿絵を手掛けたイラストレーター
料理研究家 平野レミの夫
横尾忠則
寺山修司が主宰したアングラ劇団「天井桟敷」の
ポスターデザインや劇団を題材とした絵画を手掛けた
谷川俊太郎
「鉄腕アトム」の主題歌作詞
絵本「スイミー」「ピーナッツ」の翻訳
安野光雅
絵本作家
代表作「ふしぎなえ」「旅の絵本」「ABCの本」
Ideaが下りてくることはない 依頼から発想を膨らませる
上記は谷川俊太郎氏も宇野亞喜良氏もだとか…。
古き良き時代 日本の文化を作った巨星たち
横文字の職業を作り出した巨星たち
ゲイに刺激されるインスピレーション
イラストレーターズクラブ
宇野亞喜良 横尾忠則 和田誠らが設立したイラストレーターの団体
宇野亞喜良氏のお言葉は優しく、相手を遮らない、
余計なことは喋らず、居心地の良い空間を提供しておられました。
私もそんな人間になれたならと…。
願わずにはおられませんでした…。
好き、好き、大好き、宇野亞喜良さま。
■プレバト纏め 2025年9月11日 秋の芸術王決定戦
俳句チャンピオン決定戦
羽田空港杯
1位 梅沢富美男 石川県金沢市卯辰山
ひぐらしは千の鈴なり加賀の風
(情緒が引き出されている)
2位 森口瑤子 広島県呉市
石段を二百造船の街さやか
(季語:さやか をは時間空間を移動していく助詞 丁寧に複雑なリズム)
3位 森迫永依 大分県別府市
血の池地獄秋日傘と行き違ふ
添削(季語:秋日傘 光景をシンプルに描写 中七を七音に整える)
血の池地獄秋の日傘と行き違ふ
4位 内藤剛志 沖縄県那覇市
月ぬ夜や琉球瓦あかくぬれ
添削(季語:月ぬ夜)
月ぬ夜に濡れて琉球赤瓦
5位 村上健志 愛媛県今治市
秋空に指弾ませて島数ふ
添削(語順)
秋空に弾ませ島を数ふる指
6位 犬山紙子 香川県女木島
秋光や瀬戸にモネ来し夢ひと日
添削(季語:秋光 材料が多い)
モネの描く秋光瀬戸の夢ひと日
海ほたる杯
1位 横尾渉
潮風眩し金秋のアジフライ
(季語は金秋 アジは夏の季語 「金秋の」性格付け 主たる季語)
2位 中田喜子
秋燕海ほたるまで下りてこよ
添削(他の人にはない発想 語順を変えると1位 季語がしっかり見えてくる
距離を開ける)
海ほたるまで下りて来よ秋蛍
3位 蓮見翔
わナンバーのサイドミラーを秋の海
(レンタカーだと分かる表現 映画のワンシーンみたい
「を」は移動していく意味の助詞 「に」だと止まってしまう)
4位 藤本敏史
眼下に海ほたる月は目の高さ
添削(海ほたると月の距離を離すと広い空間ができる 語順を変える)
月は目の高さ眼下に海ほたる
5位 三宅香帆
白秋の波光たゆたふ掛けうどん
添削(つゆを「たゆたふ」と表現は大袈裟 関東と伝わる4音)
白秋の波光味濃き掛けうどん
白秋の波光東京湾の掛けうどん
6位 皆藤愛子
海ほたる着秋気は放課後の香
添削(時間軸の話 語順)
放課後の香なり秋気の海ほたる


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