秋の雲形変え変え進みけり
秋日和歓声あげて水遊び
新之助甘き香りや新米や
秋晴る暑さに強き米の味
新米の香りと粘りえっとぶり
■ジョルジオ・アルマーニ氏を悼む 中野香織:著
「ネービーブルーは開きすぎず、拒まない。
正しい距離をつくる色」
アルマーニ本人は、何よりも「振る舞いの規範」として存在感を発揮した。
美学を超え、倫理としてのエレガンスを示し続けた。
彼が去った後も、ネービーの静かな強さのように、
その規範は私たちのたたずまいを整えつづけるであろう。
2025年9月4日逝去 91歳。
■べらぼう~蔦重永華乃夢噺~
鸚鵡(おうむ)言
その術様々なれど 紙鳶(たこ)を上ぐるに外ならぬ
治国の術はもとあるを知るべし
■寫実(しゃじつ)の極致 それを慈悲といふ 髙島野十郎
表現は凡て暴力、(中略)
藝術は自然に直接でなく
全く無関係の他物質に表現する暴力、
だから美
髙島野十郎「遺稿ノート」より
藝術とは時間空間を超越した実有(じつう)の事だ
寫実(しゃじつ)の極意、やるせない人間の息づき-それを慈悲といふ
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「鳩吹(はとふく)」
季語にはいくつかのジャンルがあるのですが
「鳩」という字が入っているわけですが
この季語のジャンルは鳩という動物ではなく
人の行い=人事のジャンルになっています
どういう季語なのかというと 猟師などが鳩の吹く声を
手を使って真似をする その発する鳩の鳴き声に似た音によって
猟師の間で連絡をとったり あるいは獲物を呼び寄せたりする
その為に使うのが この「鳩吹」という技術らしいです
実際に色んな所 特に田舎の方ですと 鳩の鳴き声
デーデーポッポーというやつ あれが聞こえてきたりもしますが
それが実は誰かの出いている「鳩吹」音なのかもしれないと
山に行くと本当にそんな音 聞こえるのでしょうか
どうやって出すんでしょうね 音
■夏井いつき俳句チャンネル
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出版社:インプレス 著者/編集:夏井いつき(監修)
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夏井&カンパニー
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