菜の花忌医師のあるべき姿とは
上をへつらい下を貪る春埃(はるぼこり)
凍返る(いてかえる)病の前の平等よ
花筏医者の本意ぞリアニスト
医師ならば死してはならぬ菜の花忌
■日曜美術館 完璧なやきものを求めて 板谷波山の挑戦
私の父はいささか茶道の
たしなみがあったので
私は幼児から陶器や諸道具に
接する機会が多かった。
「波山焼」東京タイムズ(昭和28年より)
釉下彩(ゆうかさい)を波山は彩磁(さいじ)と呼んでいました。
自分の製作について、
私は何から何まで自分自身でやらないと
気が済まない。
窯に火を入れるとことも私自身でする。
薪を燃やす時の楽しさは
また格別である。
私は幼少の頃から、
火を燃やすことが好きであった。
私は世の中のことは何も考えないで、
土をいじり、窯を燃やしていたい。
これが私の志願だ。
楽しさは自ずとその中にある。
「わたしの仕事場」美乃国(昭和8年より)
■夏井いつきのよみ旅!in鳥取(前編)
テーマ ハッピーニュース・バッドニュース
「別れよう」我が心持(こころもち)氷点下 加藤朋記
帰路につくとなりの君も息白し 加藤朋記
説明できる好きは本当の好きじゃない ROLAND
冬茜沖を滑るや船の影 安田智恵子
干し柿に陽ざし映して母の愛 雲内(うんない)恭子
(干し柿 冬の季語)
冬楽し目玉のやうな太陽も 夏井いつき
物の怪(け)に招かれ綿繰(わたく)る初冬かな 徳毛(とくも)文孝
帰漁(きりょう)船大橋くぐる冬うらら 花本愛羅
朋記君と愛羅ちゃんが成就できますように…。(祈)
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