2023年2月5日日曜日

節分で一句

(房総にて)
冬ぬくし木更津庵の天ぷら蕎麦
凍る街雲に隠れた富士の山
アクアラインより冬のスカイツリー
冬日向満面の笑みこぼしけり
幼子のぎゅっと握る手冬陽射し

■プレバト纏め 2023年2月2日
節分で一句

永世名人村上のお手本
村上健志
立てかけて清(すが)しき巻き簾(す)節(せつ)替り
(節替りとは冬の季語
季節の変わり目特に立春の前日のこと。
洗って立てかけて干してある巻き簾、立春の前日を歌った句。
読者に謎を解く楽しさを提供。
「恵方巻」正しい答えにほとんどの人が辿り着ける。)

俳句は季語とあと一つの物があれば材料として十分。
材料を描写するだけでちょうどいい分量が俳句の器に盛れる。

永世名人への道
立川志らく
もうちょいと生きてみるよと豆を撒く
添削(誰に向けた句なのか❓追悼したい人の特徴を描く。
   職業を入れる。)
もうちょいと生きてみるよと田を植うる(夏の季語)
もうちょいと生きてみるよと鰯引く(秋の季語)
円楽師匠になら
もうちょいと落語に生き豆を撒く
もうちょいと笑いに生き豆を撒く

特待生昇格試験
犬山紙子
福豆拾い子のコップで晩酌
添削(17音にしたい気持ちが強過ぎた。
   「福豆」に「を」を入れると1音字余りとした方が勘違いされない。
   「コップ」の詰まる音、「晩酌」の音が入っているとある種のリズムが出来る。)
福豆拾い子のコップで晩酌

犬山紙子さんの句は一句に詰め込み過ぎ。
立川志らくさんの句は一単語足りない。

次回のお題は「冷蔵庫のメモ」

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