春時雨外露地の苔しっとりと
春の鳥内露地で待つ亭主かな
また一歩春の山へと踏み入らん
つくばいの柄杓を持ちて春の風
■夏井いつきのよみ旅in島根 後編
ローランドにほれてえだらか竜の玉 高木房代
(竜の玉 冬の季語 多年草のジャノヒゲの種子)
鎧ぬぎよう参ったと照紅葉(てりもみじ) 楠馬之介
春は来ぬ揺(ゆ)するたましいはずむ笑み ジロー今村
先人の情熱と技しじみ掻き 福間弘幸
晴ればれとやまとしじみの湖(うみ)に生く 夏井いつき
龍神が飛ぶかの如く秋の雲 迫光徳(さこみつのり)
洗濯物背負(しょ)って息衝(つ)く冬の宵 谷田愛莉
小手先のテクニックよりも自分が楽しそうにしゃべる ROLAND
俳句は自分を客観視する練習をする文芸(ツール)なのでやってみて 夏井いつき
隠岐弁のかたまりがゐる炬燵船 野津理恵
あんたも ほんにもう ようきょんさりよって ほんにもう うれしいわあ
(訳 あなたも 本当に よく来てくださいまして 本当に うれしいです)
■渋沢敬三(渋沢栄一の孫)について
https://shibusawakeizo.jp/about_keizo/
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