木枯らしは電線伝いやってくる
管楽器貝殻めいた冬の音
冬の月浜辺で波とシンフォニー
冬の波ファンタジックへ誘ひます
夕闇へ消されてしまう冬茜
NHK俳句 兼題「落葉」
選者 片山由美子 ゲスト 川崎鷹也 司会 武井壮
冒頭句
この街に老いゆくつもり落葉踏む 片山由美子
見直し「俳句の常識」感情語
おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな 芭蕉
(鵜飼いではなく鵜舟というもので
止めたことで説得力が出た句。)
この感情語 ○or×?!
帰省して畳の匂ひなつかしき
添削
帰省して大の字となる畳かな
ひとつよりふたつはさびし返り花
楽しげに音立て落つる木の実かな
添削
石段を音立て落つる木の実かな
感情語を使う時のコツは絵を描くように言葉を選ぶ!でした。
入選9句のお気に入り
タクシーを追ひかけてゆく落葉かな 星揚子
落葉踏み犬に足音生れけり 渡辺貴子
先を行く犬の振り向く落葉道 髙木統
化野(あだしの)や落葉に埋もれゆくものも 尾崎八重子
裏表ひかり返して夕落葉 吉川せい子
この常識破り、成功してますか?!
添ひ寝にも悲しき類冬に入る 武井壮
添削(何を言っているのか解りにくい。類が原因。)
冬に入る悲しき添寝となることも
(一つにフォーカスする!確かに…。さすが!)
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