手仕事の国用の美消えて北の冬
冬苺スコアアートはどこまでも
五線譜に紡ぐ心や日向ぼこ
冬景色思いを込めて写生せん
(世界コンビニ)冬銀河過疎が世界に羽ばたかん
プレバト纏め 2021年11月26日
秋の東京駅で一句
永世名人富美男のお手本
梅沢富美男
ますかけの手にある我の木の葉髪
添削(木の葉髪は秋から冬髪が抜けることを
木の葉が散るのに例えた語。
ますかけは手相の一つ。配慮が足らない。)
ますかけの手相ぞ我に木の葉髪
永世名人への道
村上健志
銀杏のひかり肴に一口目
添削(「ひかり肴に一口目」の叙述が甘い。)
ぎんなんのひかり一粒まず一献
特待生昇格試験
千賀健永
凩や人吸い人吐くターミナル
添削(「木枯し」は冬木、「凩」は風のイメージが強い。)
人吸うて吐く凩のターミナル
1位 武尊(たける)
十円のもやしで晩餐春を待つ
添削(素材が良かった。リアリティー、
オリジナリティーがあった。語順に問題があった。)
晩餐は十円もやし春を待つ
2位 野口健
木枯らしに駅名告げる声かすむ
添削(添削しても意味不明。詰め込み過ぎでは?)
木枯らしに千切れ駅名告げる声
3位 LiLiCo
夜長には都の駅ももみじ色
添削(「には」「は」は文章的。)
夜長なる都の駅舎もみじ色
4位 村上(マヂカルラブリ―)
行く秋と行かぬ駅の赤
添削
行く秋や赤々とある東京駅
次回のお題は「映画館」
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