2021年11月4日木曜日

藤平寂信の句と豊島圭三郎の言葉

共振が原動力へ添水(そうず)かな
初七日にからすみ分けて想起せん
死に支度まずは通帳整理から(無季句)
干藷(ほしいも)や風に揺られて甘くなり
落花生茹でて熱々頬張りて

■【人生相談】
勉強する意味も理由も見つからない...そんなあなたに一句
人生を長く広く見つめてみたらどうですか?
ということで一句…。

あいつより長生きしたし鵙の贄(にえ)   藤平寂信(ふじひらじゃくしん)

鵙の贄とは、鵙というのはスズメに似た
スズメくらいの大きさの鳥です。
賢そうな目の鋭いスズメがいるなあと
思っていたらそれが鵙だったんですけれど…。
鵙の贄っていうのは鵙が自分が狩りをして
捕ってきたちっちゃいカエルとかを
尖った枝にプシって刺して刺したまま
鵙が生贄として刺しているということで
「鵙の贄」っていう季語があります。
鵙は後で食べる為にそこに刺していりのですが
すぐ忘れてしまうらしいです。
人生生きているうちに
勉強するってこういうことなのかとか
勉強するって結構面白いとか
はたと行きあたることがあります。
長生きすればするほど学ぶことの楽しみとか
意義に気付く可能性が長くなってくる
なんでもいいから長生きしなさい。
今日から長生きするためには
どうしたらよいかを調べなさい。
そこからあなたの人生が動き出すかもしれません。

■豊島圭三郎(絵本作家)の言葉

どこをとっても自然は美しい
どんな時代が変わっても
生きていく人間にとって
何か大事なものを訴え続けていく
喜びに悲しみにみんなみんな生きているんだ
人生は限りなく美しくそして幸せ
それを生活の中で感ずる人間になって
幸せな人生を送って欲しい
それが私の願いです。

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