試されて いるのね私 春の宵
何度目の お花見かしら 青き空
臆病な 完璧主義者の 春の夢
春の暮 絵を描くことは 食べること
NHK俳句増刊号 歳時記食堂
~おいしい俳句いただきます~
ほろ苦き 恋の味なり 蕗の薹 杉田久女
宇多喜代子先生が選ばれた杉田久女の3句
花衣 ぬぐやまつはる 紐いろいろ
羅(うすもの)に 衣通る(そどおる) 月の肌(はだえ)かな
風に落つ 楊貴櫻(さくら) 房のまま
宇多喜代子先生は
「女性らしい艶やかな最高の俳句ですが
個人的にはお付き合いしたくない女性!」だとか…。
高浜虚子へのストーカー気質の
粘着気質は私も引いてしまいました。
壺焼の 砂のまじりて 風つよく 風天(渥美清)
さくら 幸せにナッテオクレヨ 寅次郎 風天
この句は昭和48年(一九七三年)初期の句だそうです。
赤とんぼ じっとしたまま 明日どうする 風天
海と山 越えて届きぬ 草の餅 保科ひろし
ふきのとうを ふまないための つちふまず 壇蜜
歳時記食堂を楽しみにしていたのですが…。
来期もやってくださるのでしょうか?
やってくださることを期待しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿