2019年11月24日日曜日

「九十七歳の遺言」

伸びしろが あると言われて 冬霞
鮟鱇に 梅を乗せたる 寿司甘し
雪便り 聞こえし庭の 花の揺れ
空風や 学ぶことあり 助けられ
分散で 逃れるリスク 北颪(おろし)

瀬戸内寂聴女史が徳島新聞に取り上げられていました。
「九十七歳の遺言」出版記念の取材だったそうです。
「遺言」のテーマの一つが「愛」。
「人間が生きるということは愛すること。
愛することは犠牲奉仕のようなもの」
と、女史は説いておられます。
「愛することは許すこと!だと、
この年になり分かった!」と明かされています。
「愛したら愛しっぱなし。
何の見返りも求めない。
それが本当の愛だと思う。」
と、説かれたそうですが、
これらの話は何度もお聞きしているような…。
お嬢さまへのメッセージでしょうか?
これは、まさにカトリック教の教えですよね?
「愛とは見返りを求めない奉仕」と
カトリック教では定義づけられています。

周りの人間をどれだけ傷つけたか?
理解しておられるのでしょうか?
周りの人間の許しがあることをお祈りしています。



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