神無月 境乗り越え 黄菊かな
冬に咲く 香りはいずこ シクラメン
冬の朝 影を道連れ 軽快に
突然に 雅装い 冬夕焼
プレバト纏め 2019年11月21日
満員電車で一句
永世名人への道
梅沢富美男
乗り換え(へ)の マフラーの波 寡黙なり
(三つの工夫がなされている。)
特待生昇格試験
立川志らく
戦前の おしくらまんじゅう 空広し
⇩(語順がもったいない。
季語の鮮度が失われている。
文語もしくは口語にするとよい。)
おしくらまんじゅう 戦前の空とは 広し
おしくらまんじゅう 戦前の空 広かりき
おしくらまんじゅう 戦前の空 広かった
1位 A.B.C-Z 橋本良亮
口ずさむ アトムの出だし 冬銀河
(JR高田馬場駅の発車メロディはアトム!
季語の「冬銀河」とアトムのイメージが響きあっている。)
2位 美保純
月曜の 副都心線 秋思
(字足らずの効果が効いている名句。逸品。
「愁思あり」と五七五にしては強くなり過ぎていた。)
3位 千原せいじ
網棚の 小さきマフラー 「Y」の文字
(映像の誘導・焦点・の絞り方。丁寧にやれている。)
4位 紺野美沙子
朝帰り ラッシュ横目の 冬帽子
⇩(語順を変えると良くなる句。)
ラッシュ横目に 朝帰りなる 冬帽子
5位 コロッケ
都会きて 取り残される 冬もみじ
⇩
十九歳の 上京都会の 冬もみじ
来週のお題は「スイーツバイキング」
今週の番組のコンセプトを聞き
いかがなものかと思ったのですが…。
想定外に良かったです。
しかし、1位の俳句は全く意味不明です。
田舎者は置いてきぼりの感を拭えません。
この類の俳句はどうも理解ができません。
説明は良くないと言われてもある程度は
教えて貰わないとちんぷんかんぷんです。
その点、美保純さんの俳句は
素晴らしいと思えたし、想像ができました…。
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