2019年11月14日木曜日

幻の国宝 佐竹本三十六歌仙絵 より

冬ぬくし 電子部品の 作り込み
玉葱を 炒めた匂い 冬座敷
首里城の 輪奐(りんかん)の美を 願う冬 
心打ち振り 貴方一筋 冬林檎
悔いと夢 ひとひらとなり 冬を舞う

日曜美術館「幻の国宝 佐竹本三十六歌仙絵」より

小大君
「岩橋の夜の契りも絶えぬべし
 明るく侘びしき葛城の神」

藤原仲文
「有明の月の光を待つほどに
 我が世のいたく更けにけるかな」

大内記友則
「夕されば佐保の川原の川霧に
 友迷はせる千鳥鳴くなり」

藤原高光
「かくばかり経がたく見ゆる世の中に
 うらやましくもすめる月かな」

佐竹本三十六歌仙絵が多くの番組で
取り上げられています。
しかし、NHKの切り口には驚いています。
掘り下げ方にも感銘を受けました。
ドキュメンタリーとしても
「響きあう佐竹本三十六歌仙絵」として
仕上げておられました。
どれもこれも見応えがあり繰り返し拝見しました。
素晴らしかった…。

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