五月山 夢と眠れば すぐ朝が
梅雨空や 言葉にできず 見る遠く
夏の星 もう見えなくて 古ぼけて
青嵐 超現実が 渦巻きて
プレバト纏め 2019年6月27日
梅雨の晴れ間の水たまりで一句
特待生昇格試験
千原ジュニア
甥っ子と おいっ子と子と 夕虹と
(見事な映像化 虹は夏の季語 効果的に韻を踏んでいる)
鈴木光
蹲(つくばい)の あめんぼ揺らす 零雨かな
⇩(手堅く纏めている 焦点を絞る)
蹲に 雨粒あめんぼを 揺らす
1位 相席スタート 山﨑ケイ
コロッケの 香る踏み切り 梅雨夕焼け
(味覚、聴覚、視覚、臭覚、嗅覚を満たしている
五感を刺激している)
2位 Kis-My-Ft2 宮田俊哉
あめんぼの 水上スケート 日暮れに散れ
⇩(下手な擬人化する必要はない
小さな生き物に対する小さな愛の言葉のようだ)
あめんぼの 水面滑(すべ)らか 日暮れに散れ
3位 近藤サト
梅雨晴間に おつかいの轍(わだち) くっきり
⇩(「に」が散文的な助詞の使い方になっている
五七五の形に入れることで空間が広がる
効果的な季語選び)
おつかいの 轍くっきり 梅雨の蝶
4位 渡部徹
手花火を 携え急ぐ 雨上がり
⇩(伝えたい言葉を外さない)
故郷へ 向かう手花火 携えて
5位 水夏希
水映ゆる 夏の空跳ね 縁結び
⇩(この字ずらでは伝わらない)
恋は突然 夏空跳ねる 水たまり
今回の鈴木光ちゃんの言葉に吃驚!
勉強されているのですね。
自分の言葉で俳句の批評をされていました。
さすが!東大生の頭脳だと感心しました。
今後の彼女の人生が楽しみでなりません。
次回のお題は「梅雨明けの銀座」
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