経済を 学び落ち込み 汗拭い
脱デフレ 夢を語りて ソーダ水
吾を守り 周りが倒れ 五月川
増税前の 便乗値上げ 競う夏
プレバト纏め 2019年6月20日
コンビニの傘で一句
永世名人への道
東国原英夫
梅雨寒し コンビニは 麻酔の匂ひ
(比喩の季語が大正解!比喩はAはBと断定して詩を作る。
AとBの落差が少ないと驚かない。落差が大きいと伝わらない。
比喩には実感がないと駄目。
言わないと気付けないが言われたら気付く!
これが比喩を成功させるコツ。)
特待生昇格試験
皆藤愛子
赤錆の 乾く傘立て 旱梅雨
⇩(詠んだ言葉と思いが寄り添っていない。)
ビニール傘の 骨の赤錆 旱梅雨
1位
霜降り明星 粗品
夕立や 肩身の背広 濡らすかえ
(濡らすかえは濡らすまじ・濡らすのかと言い換えもできる。
手応えのある作品。
「か」は終助詞「え」は間投助詞、感動や強調などにそえる助詞)
2位
武井壮
後毛の(おくれげの) 柔く撓ひて(やわくしなひて) 梅雨に入る
⇩(季語が主役になっていない。時候の季語には映像がない。
街角と言う場所を入れることで具体的な映像を入れることができる。)
後毛の 撓(しな)ひて梅雨に 入る街角
3位
山本未來
催涙雨 訓練犬の 面会日
⇩(「催涙雨とは1年に1回の七夕に降る雨の季語。
織姫と彦星が雨が降って会えない時の涙。
季語の距離感が近すぎる。)
一度きりの 面会 訓練犬の夏
4位
伊沢拓司
「捨てて」との メール来て 青梅雨終わる
⇩(青梅雨と言う季語が良い。状況を入れないと解らない。)
「傘も恋も 捨てて」とメール 青梅雨果つ
5位
泉谷しげる
雲行きに コンビニの傘 あてにする
⇩(簡単に季語は入る。)
梅雨雲や コンビニの傘 あてにして
今回は山本未來さんの才能に魅了されました。
確りと俳句に取り組まれた姿が見える俳句でした。
また、出演して欲しいと思いました。
来週のお題は「水たまり」
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