年歩む 吾の成長を 確かめん
去年今年 こころ残りの 多からん
古日記 時代変わりて PCへ
葉を落とし 風に揺られて お正月
プレバト纏め 2019年1月3日
新春人気番組対抗戦
初詣のお賽銭で一句
1位 鈴木光
賽銭の音や 初鳩 青空へ
(型の力を理解している。2つの助詞で響かせている。)
立川志らく
懐手 解いて絵馬書く 癌の人
2位 バナナマン 日村勇紀
寒空や しんとし偶(たま)に ヘリの音
↓
初空の 深閑たまに ヘリの音
3位 賀来千香子
社(やしろ)にて 父母の背そっと 初明り
↓(「にて」が散文的。季語の力を信じる。)
父母(ちちはは)の 背にお社の 初明り
4位 深田恭子
本厄も アラサーも去り 年酒酌む
↓(リフレインで思いを的確に。「も」並列の助詞が散文的。)
本厄さよなら アラサーさよなら 年酒酌む
5位 草野仁
とりどりに はずむ振袖 娘らの春
↓(独自の視点を入れる。)
とりどりに はずむ振袖 けさの春(あるいは、ビルの春、村の春)
さすが東大!5時間でこれだけの俳句を詠まれるとは素晴らしい!
記憶力だけではなく、理解力も優れておられるのでしょうねぇ。
お正月らしい明るい句に拍手!
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