2019年1月12日土曜日

書初めで一句

冬の朝 ストーブ抱いて 美辞麗句
地方紙の 大白鳥が 来たと言う
寒の内 指も心も ささくれて
パソコンが 日々学習す 春隣
蠟梅の 香に誘われて 遠回り

プレバト纏め 2019110

書初めで一句

1位 山口もえ
筆始(ふではじめ) 祖父の遺した 硯箱
↓(イメージの距離が近い!
イメージの離れた季語にすることで奥行きが出てきて色が生まれる!)
初明かり 祖父の遺した 硯箱
↓(福寿草は新年の季語!元日草とも言われている。)
福寿草 祖父の遺した 硯箱

2位 西郷輝彦
二日はや あれもう小腹の 立ちにけり
↓(元日から7日までが新年の季語。
  飄々としていてよい。無駄な言葉は省く。)
二日はや 妻に小腹を 立てにけり
(小腹を 金に この世に と変えても面白い。)

3位 杉本彩
書初めの 艶に込める 女ごころよ
↓(「てふ」でちょうと読む。~というという意味。
  文語独特の言葉を知る。)
女ごころ込め 書初めの 「艶」てふ文字

4位 Kis-My-Ft2 二階堂高嗣
七福神詣で 気分良く 笑顔
↓(七福神詣で 晴れやかなる 笑顔)
詣で来て 七福神を 墨で描く

5位 高橋ひかる
筆を手に 迷ったあげく お年玉
書初め何書こう 「お年玉」と書こう

特待生昇格試験

立川志らく
走馬灯に 駆け込む 書初めの午
↓(読み手を混乱させている。)
書初めの 「午」駆け込まん 走馬灯

永世名人への道
梅沢富美男
札止めの 墨色の濃さ 初芝居
↓(言葉を学べ!)
札止めの 墨色の濃し 初芝居
札止めの 墨色ぞ濃き 初芝居
(私なら 札止めの 濃き墨色の 初芝居 とします。)

杉本彩さんの俳句の添削には拍手喝采してしまいました。
毎回、このような添削をしてくださったならと…。
誰にも教えを乞うていないので物凄く勉強になりました。
ありがとうございました。
感謝を込めて…。

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