倍速で見る報道や霜満つる
冬の夜目鼻喜ぶプロシュット
水牛のチーズとろけて冬星座
生まれきて満面の笑み冬ぬくし
■NHK短歌 題「失恋」
選者 江戸雪さん ゲスト 井戸田潤 司会 星野真里
レギュラー 元髙克樹 矢花黎 カン・ハンナ
▪冒頭の短歌
声だけは覚えておこう寒月が深く大きなピリオドとなる
江戸雪
▪恋のフレーズ短歌
カン・ハンナ お昼まで寝る
井戸田潤 後輩を呼ぶ
星野真里 枯れるまで泣く
江戸雪 雨の中 正月は
雨のなか□正月は□□
雨の中後輩を呼ぶ正月は枯れるまで泣く お昼まで寝る
▪入選九首
星野 と、同時に飲み友だちも失ってヒールのかかとがじんじん痛む
稲穂みのり
井戸田 恋人はいませんでした初めからいませんでした色つきの夢
ひじり純子
追っていたボールを薄暮で見失うようなきみとの半年あまり
雨虎(あめふらし)俊寛
大量のトマトを潰すやや甘く酸っぱい熱い思い出のごと
坊真由美
💮 さよならを告げる私を照らしてね小さな襟にかけたアイロン
江原冬莉
僕の目に住んでたニジイロクワガタはあなたが去って森へ帰った
山田裕樹
公園でスポットライトに照らされてスーツのままで少し踊った
中型犬
② 失恋の遠ざかるとき冬真昼ちいさな沼へ白鳥がくる
斎藤秀雄
カン③ ごめん、と言ふ君を背にしてヒマワリの雨傘シュパッと差してゆく道
芋田智恵子
▪恋バナ短歌
知られては恋を進めぬ男だからポケットの中に君を隠した
カン・ハンナ 添削
知られては進めなくなる男だからポケットの中に恋を隠した
僕たちの「好き」が校内駆け巡りもう戻ってはこない片恋
星野真里 添削
僕たちの「好き」が校内駆け巡りもう戻っては来ずに片恋
両思い秘めた思いが伝われば学年中が知る事となる
井戸田潤 添削(注意点①初句で纏めない
②すべてを説明しない ③決まり文句は使わない)
秘めていた思いがいつしか伝わって学校中にパンジー揺れる
▪短歌侍 武者修行! 元髙克樹 矢花黎
今回の課題は「歌の飛躍」
矢花黎
1回エピソードにまとめて見て追加情報で実物を確認する。
エピソードを短歌に
過去のトラウマみたいなものを乗り越えた自分を見つけられた
この歳になって釣りを楽しめたのでそれを飛躍させて詠もうかな
元髙克樹
エピソードを短歌に
過去のトラウマみたいなものを乗り越えた自分を見つけられた
この歳になって釣りを楽しめたのでそれを飛躍させて詠もうかな
元髙克樹
闇っぽい感じの世界観持っていくと書けそうに気がする
悪霊を鱗に纏いし蝶鮫よ行く当てもなく足立に潜む
(空想にとらわれ過ぎてロケの経験を活かせていない)
真鯉の気持ちになって詠んだ
悪霊を鱗に纏いし蝶鮫よ行く当てもなく足立に潜む
(空想にとらわれ過ぎてロケの経験を活かせていない)
真鯉の気持ちになって詠んだ
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