2020年12月20日日曜日

絶滅寸前季語について

狭くなる空を惜しんで冬の月
ワクチンはまずは議員が冬昴
水涸るる異を唱えんトランプ教
手を合わす人なき墓や霜夜かな
墓じまいさせる人なし冬の暮

夏井いつき俳句チャンネル より
絶滅寸前季語についてでした。
絶滅季語辞典は10年に一度改定しているのだそうです。

火吹竹・ステテコは見事に復活しました。
隙間風は現在進行形。
種痘・コレラ舟は絶滅季語となってしまいました。

コレラ舟いつまで沖に繁り居る   高浜虚子

最近、これとは全く異なる動きをしている季語が「マスク」です。
コロナウイルスが猛威を奮っているため
1年中マスクを着用するようになったからです。
臨機応変に変わるべきではないでしょうか?
時代背景を注釈に入れて…。
でないと時代を切り取った俳句が詠めませんもの。

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