2020年1月25日土曜日

冬の新宿駅で一句

春近し マネを真似した ピカソかな
表現の 模索続けん 寒波来る
変貌遂げる 社会に欺瞞 寒の雨
価値観の 違いが見えて 寒の入
寒中や 試練乗り越え また試練

プレバト纏め 2020123

冬の新宿駅で一句

永世名人への道
村上健志 
風花や 額縁買って 帰る午後
(季語と時間の長さが合っていない。)
風花を 帰る額縁 買った午後

特待生昇格試験
中田喜子
誘導鈴 風花ひかる 改札へ
(動作がリアルに再生されている。
 「へ」と言う助詞で読み手の脳の中に情景が浮かぶ。
 技ありの一句。)

1位 的場浩司
職質を するもされるも 着膨れて
(言葉の経済効率がとても良い。
 最後を「て」にしたことで余白を残したことで
 読み手に解釈が任されている。)

2位 早見あかり
オーディション 帰りの車窓 波の花
(季語に思いが託されている。
 要らない言葉が一切ない。)

3位 小倉優子
「モノレール」に 「ルール」と返す 冬すばる
(必要な言葉と不要な言葉。
 ストレートな表現にした方が良い。
 らりるれろの音が増え可愛い句になった。」
 句が出来上がったら音読して確認を!)
「モノレール」「ルール」冬すばるのしりとり

4位 平井理央
寒烏(かんがらす) 眠気行き交う アルタ前
(実体験をもとに意欲的に作っていて強く褒めたい。
 俳句の言葉のパズル!)
アルタ前 寒の烏も 眠そうな
アルタ前 眠そうな人 行き交う冬

5位 村田琳
待ちに待つ 暖かくなる 春先を
(この句は「待春」と言う二文字の季語で表現できる。)
待ちに待つ春(あとの10音は自分で!)
待ちに待つ春 オーディション 受ける春

来週のお題は「銀座での買い物」

的場浩志さんの上達ぶりに吃驚!
番組冒頭でのトークで俳句が好きになった!
と言っておられましたが、
これは期待大な気がしています。
「好きこそものの上手なれ」ではないでしょうか?
的場浩司さん頑張ってくださいね!

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