2020年1月22日水曜日

山本鼎の教え

解釈は 変更可能 冬夕焼
冬の朝 目覚まし止めて 伸びをして
冬の夜 星に抱かれ 目を閉じん
冬ざるる 無から生まれた 言葉あり
寒昴 次の世代に 受け継がれ

日曜美術館
「自分が感じたものが尊い~山本鼎と児童自由画運動~」より

山本鼎(かなえ)の言葉を記しておきます。

「未だになんの軌跡も現さない
  己の性格や才能に飽きて居る」

「僕は人として又芸術家としての
深淵からまづ図面教育の病理を
端的に指摘した。
想ふに小供らは
あなたのやうな頑固な教師に 
取り締まられている時間に
最もいけない絵を描くでせう。」

「教導といふことは
すてきに面白く又すてきに
むづかしいものと思ひました
弾力のある意思と静かな感情
その必要を悟りました
百人の子どもには
一つのお手本に囚はれず
それぞれの道にゆかせたい」

与謝野晶子女史の言葉
「山本さんは普通の芸術家のできない仕事の
出来る人だと思って敬服して居ります。」

山本鼎先生顕彰碑
「自分が直接感じたものが尊い
そこから種々の仕事が生れて
くるものでなければならない 鼎」
と、記されています。

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