2020年1月2日木曜日

夏井いつき俳句の種をまく

越後から やってきました よもぎ餅
よもぎ餅 焼ひて海苔巻き 涎かな
注連飾り 減りゆく街を ごゆるりと
新鮮な 野菜求めて 賀正かな
パソコンに 向かう手休め 初茜

夏井いつき俳句の種をまく より

露草やかなしみにくじけるこころ 夏井いつき
子規の日をすぎて芒の日々ありぬ 夏井いつき
つながれぬ手は垂れ末黒野(すぐろ)の太陽 夏井いつき
蛍草コップに飾るそれが愛 夏井いつき

正夢にしたき 梅見や 下肢装具 ペトロア
まばたきで礼せし妻の毛布替え ペトロア
シロナガスクジラのごとき春一番 立志
稲光思春期黒く渦巻きぬ 立志
愛あれば彼はなるなり婿養子 久子
(上記は子規の「柿食えば金が生るなり法隆寺」のパロディー)
歩けぬを知らぬ母なり鰯雲 方城奈都美
子にタイマー機能つけたき良夜かな 方城奈都美
空蝉や嘘つきの毒は届かない ぽんぽこぴーな
自宅療養このお粥から秋の山 福岡の放浪鴎

心温まる番組でした。
俳句は私にとってもなくてはならないものになってきました。
俳句を詠んでいる時は、そのことだけに集中できるんです。
とにかく下手なのに楽しいのです。
表現する事だけにのめり込めるんです。
ダンスでは踊っていても、ルーティンを考えている時も
心ここにあらずの事があったりするのですが…。
鬼籍に入るまで詠んで行けたらなぁ~と
今はただただ願っています。

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