2020年1月20日月曜日

皆川明氏と谷川俊太郎氏の言葉

押し付けられた うざい価値観 寒土用
雪の舞う 美の物語 窓の外
空風や 洗濯ものの 寄り添ひて
冬銀河 今やった事 忘れをり
前髪に 鋏を入れし 冬の夕

日曜美術館「皆川明 100年続く人生(デザイン)のために」

谷川俊太郎著「はいくないきもの」より

いたぶべぼ どここそここね おもいだす
だすりんね そらどらしそれ ちりんりん

谷川俊太郎氏の皆川明氏への言葉です。
「自分の詩の発想と共通なものを感じる。
 詩が出てくる言葉の源は言葉のないところ。
 自分の一番深いところから出てくる形や色を描いている。」

おいはねほ ねはねへはねほ ふんわりと
りとのっそ かなたあなたへ はるけんぱ

皆川明氏の言葉
「自分の思いを貫き、やりたいことをした結果、
まわりと違ってもいいと思うんです。
その違和感が、いずれは、
その人のかたちとして受け入れられます。」

思いを閉じ込めず、堂々と言える時代の到来とともに、
多くの人から愛を持ってそれが
受け入れられる時代が来る日を待ち望んでいます。
慮る気持ちなくしてはあり得ませんが…。
谷川俊太郎先生、皆川明先生のお話は
砂漠に水が与えられたような気にさせてくださいました。
心に残る番組でした。

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