まだできる 再度挑まん 冬の星
新しき ことに挑みて 冬北斗
日常に 変化楽しむ 冬の原
皮厚く 剥いて吸いたる 冬林檎
プレバト纏め 2019年12月5日
洋服の試着で一句
永世名人への道
村上健志
代役の 衣装合わせや 虎落笛(もがりぶえ)
(虎落笛とは風がヒューヒューと笛のように音を立てる事。
これぞつかず離れずの季語の選択。
季語は近すぎるとベタツキ、離れ過ぎると意味が解りません。
不安、厳しさ、緊迫感とか一挙に表現する計算ができている。)
特待生昇格試験
Kis-My-Ft2 千賀健永
黒革の匂い 雪の滑走路
1位 森口瑤子
ブティックの 鏡うそつき 落ち葉蹴る
(罵り具合が良い。
「うそつき」の強烈さと「蹴る」のバランスがとれている。
2位 土屋炎伽
新しき コートの朝の 羽のごと
⇩(助詞の「の」が曖昧。
「は」にすれば羽のような朝。
「を」にすれば私と言う主語を表現できる。)
新しき コートの朝は 羽のごと
新しき コートの朝を 羽のごと
3位 金子恵実
小春日や 夫(つま)も鏡に 試着室
⇩(昔は配偶者をお互いに「つま」と呼んだ。
映像を正確に伝えないといけない。)
夫(つま)と言う鏡 小春の試着室
4位 西川史子
貴方には もうあきました 衣替え
⇩(衣替えは夏の季語。韻は音を踏む。)
貴方には もうあきました 秋の蝶
貴方には もうあきました 秋のバラ
5位 本田朋子
試し着て 鏡に聳(そび)える 雪山よ
⇩(比喩は解かるように表現する。)
鏡に聳ゆ 試着せし コートの山よ
来週のお題は「羽田空港からのモノレール」
森口瑤子さんの才能に拍手喝采してしまいました。
今までも素晴らしいと思っていたのですが、
森口瑤子さんの溢れる才能に圧倒されました。
またまた、楽しくなりそうです。
森口瑤子さんには頻繁に出て欲しいと思ったりして…。
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