2019年12月16日月曜日

吉行和子女史の俳句

半袖の 機敏な動作 冬北斗
問い質す 医師への不信 冬ざるる
咳込まれ 逃れられずに 風邪罹患
院内は 常夏の国 霜畳(しもだたみ)
冬の暮 忘れてならじ 健診日

1215日のNHK俳句より
ゲストは吉行和子女史でした。

遊べやと 黄泉に誘う 昼の月 窓烏
恋心 消えれば他人 夾竹桃 窓烏
語ること 多く残して 寒椿 窓烏
ゆりかもめ 恋の河原に 舞い降りる 吉行和子

さすが!俳句歴30年でいらっしゃる。
素晴らしいの一言です。
吉行和子Worldに魅了されました。
こんな素敵な俳句を詠まれていただなんて…。
私ももっと熟慮しつつ詠まないとと反省しました。
吉行和子女史の大ファンでしたが
ますます好きになってしまいました。
俳句ってやはり為人が出ますね…。
やはり、ダンスと同じパフォーマンスなんですね。
しなやかな俳句が詠めるよう研鑽を積まなくては…。

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