2019年10月26日土曜日

秋の物産展で一句

秋薔薇や 今年最後の 笑みと笑み
星月夜 我慢強いられ 生き続け
紫式部 たわわに実り 七回忌
縁側で 父の剥いたる 干柿よ
縁側に 吊るした柿を 揉んだ父

プレバト纏め 20191024

秋の物産展で一句

永世名人への道
梅沢富美男
茎漬けに 添えて売り子の 土地訛り
(添えては入れる必要はない。)
茎漬けの 美味し売り子の 土地訛り
茎漬けの 塩っぱし売り子の 土地訛り

東国原英夫
竜淵に 潜む被災地 物産展
(「竜淵に潜む」は秋分の頃の時候の季語。縁起が良い。
「竜天の登る」は春の時候の季語で対になっています。
俳句は原因結果 因果関係を嫌う。)

1位 西岡徳馬
雑踏に 見つけ女 栗薫る
(「し」は過去形。)

2位 山口真由
焼き栗や パリの夜燈に 緋の露店
(俳句の基本型 上五にイメージに合う季語、
中七と下五の12音で光景を描写。)

3位 デパ地下に 故郷探す 秋の憂鬱
(秋思とは秋の哀れ、寂しさを表現する季語。)
デパ地下に 故郷探しゐる 秋思
秋の憂鬱 デパ地下に 故郷探す

4位 中村俊介
月見酒 彩り添える 里の味
(キング・オブ・ザ凡人 具体的な味の描写し
 発想を膨らませ他人と違う視点から詠む。)
月見酒 ほんのり甘き 里の味
月見酒 ほんのり苦き 里の味

5位 ファーストサマーウイカ
日本旅 秋寒忘る(あきさむわする) デパ地下で
秋寒忘る 日本を旅するかに デパ地下

次回の2時間SPのお題
「月末のATMに並ぶ人々」で一句

今週の1位の俳句は私にはちんぷんかんぷんです。
俳句の定石と言われているようですが、
どうも私には理解できません。
まだまだ勉強が足りないような…。それと…。
私の俳句は因果関係を詠み過ぎているような…。
でも、解って欲しいという気持ちが
説明臭くなってしまうんですよねぇ~。

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