利の行くえ ゴアもグレタも 落花生
信じられない ゴアもグレタも 木の実降る
茨の実 ゴアもグレタも 恥を知れ
嘘つくな ゴアもグレタも 後の雛
プレバト纏め 2019年10月10日
俳句タイトル戦「2019金秋戦」
決勝戦 歩行者信号で一句
1位 東国原英夫
信号の 点滅は稲妻の 合図
⇩(私的には「信号の点滅 稲妻への合図」が良いと思ったのですが…。)
信号は点滅 稲妻への合図
2位 藤本敏史
信号待つ 騎馬警官の 背のさやか
(さやかが秋の季語。映像を持たない時候の季語。)
3位 横尾渉
天泣の プラチナ通り 檸檬の香
⇩(天泣とは天気雨の事。言葉のイメージを大切に。)
天気雨の プラチナ通り 檸檬の香
4位 中田喜子
横断の人波 秋光を 放つ
5位 千原ジュニア
台風や ぐぅわんぐぅわんと 信号機
(オノマトペはリアリティー、オリジナリティー、
真実味、独自性がないと成立しない。)
6位 石田明
我だけを 停める信号 秋あかつき
⇩(素材が良い。センスを褒めたい。)
我のみを 停める信号 秋の焼(あけ)
7位 村上健志
廃校の名の 信号機 秋の蝶
⇩(「残」と「廃」が障ると判断する人もいるが
「残る」は捨て石の働きをして意味を解り易くしてくれる。)
廃校名 残る信号 秋の蝶
8位 梅沢富美男
徒歩(かち)で行く 免許返納 秋の風
⇩(別に徒歩は珍しくない。
徒歩遍路、徒歩はだしと俳句では使われている。)
秋風を 歩きて免許 返納す
9位 松岡充
交差点 律(りち)の調べか 通りゃんせ
⇩(律の調べとは秋の時候の季語で、琴などの調子、秋らしい趣の事。)
番組の締め括りで仰られた夏井いつき先生の言葉!
今後は技術、独自性、芸術性を一緒に追求していきましょう!
句会に参加したり、俳句の本を読んだりしている人は、
類想が解ると思いますが、私みたく
それを全くしない人間には解りません。
人真似をしたくないあまり他人の俳句は
なるべくなら遠ざけておきたいのです。
遠ざけていると、類想だと気付けないのです。
あ~、なんとも悩ましい現象にぶち当たってしまいました。
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