2018年12月8日土曜日

銀座のイルミネーションで一句

言い慣れた 屋号変りし 年の暮れ
冬旱 見慣れた街の 変わり行く
日短し 人生もまた 似すぎをり
短景や 濡れし心の 反比例
寝息たて 丸まる猫や 日向ぼこ

プレバト纏め 2018126(大雪)

銀座のイルミネーションで一句

1位 相田翔子
不夜城の 孤独にまとう 毛皮なり
「に」を「を」にすると孤独を意志的に背負っていることとなる。

2位 ダイヤモンド☆ユカイ
オリオンよ 俺にシャウトを させてくれ
(オリオン座は冬の夜空を代表する星座 季語
シャウトとは叫ぶように歌う事
勢いがこの句の持ち味となっている。
細やかな心情が見られる。)

3位 松丸亮吾
足早に 駆ける街並み 流れ星
(的確に表現できる言葉を探す!)
足早に 行けば流星めく 街並み

4位 篠田麻里子
着膨れの 母の手を引き ベネチアよ
(着膨れは冬の季語 方向性に間違いはない 
  ベネチアを経過する時間、闊歩している様子を描く!)
着膨れの 母連れベネチアを 行かん

5位 千原せいじ
冬の蠅 ふわりふわりと 花籠へ
(俳人として悪くない目線、比喩を詠んだ句、句またがりで添削)
街は花籠 冬蝿のごと 我ら

特待生昇級試験
横尾渉
足袋汚し 初日輝き 演舞城
(散文的 俳句には前書きをつける事ができる
  五七五の前に演舞城とか滝沢歌舞伎とか 足袋が季語)
足袋汚す 稽古百日 初日の灯

永世名人への道
梅沢富美男
義士の日の まねき白く 降る夜空
(看板と表記しルビを打つと言うテクニックがある)
義士の日の 看板(まねき)白く 降る夜空

来週のお題は「スーパー銭湯」

最近、めっきりレベルが低下しているように感じます。
以前はもっと教えてもらえていたのにと思うのは私だけ・・・?
特待生・名人の添削以外感動できません。
もっとときめきを与えて欲しいです。
感動する添削をお願いしたいです。
もっともっと俳句を楽しみたいのです。
宜しくお願い申し上げます。

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