冬の靄 感じるままを モネのごと
歳重ね 相敬愛(そうきょうあい)の 十二月
チェロの音が 包み込む夜の 寒昴
(義士の日に)テロリスト 偲ぶ気持ちに なれませぬ
プレバト纏め 2018年12月13日
冬のスーパー銭湯で一句
1位 津田寛治
師走の夜 ゆ屋の湯気見え 途中下車
↓(季語 時間 場所 映像 動作 見え・聞こえるは俳句は嫌う!)
湯屋の湯気 見えて師走の 夜を下車
2位 ドランクドラゴン・塚地武雅
露天風呂 湯けむり白息 混ざりけり
↓(場所 映像 季語 状態 お互いを邪魔しない言葉選び
白息が季語 寒い日に吐く白い息)
3位 高畑淳子
冬露店 ばばの手を引く 幼子や
↓(下五の「や」は難しい)
ばばの手を ひく子や冬の 露天風呂
4位 黒谷友香
冬晴れや 湯気の向こうは 皆笑顔
↓(キングオブ凡人 何の湯気かを明確に)
湯気のみな 笑む冬晴れの 露天風呂
5位 森優作
湯に浸かる 色とりどりの おでんかな
↓(ちゃんと比喩にする!)
スーパー銭湯 おでんのごとき 我らなり
スーパー銭湯 おでんのがんもの ごとき我
特待生昇級試験
ミッツ・マングローブ
打たせ湯の肩 夜を忍ぶ 雪女郎
雪女郎は虚構の季語
夜を忍ぶ(夜と言う美しい時間をうっとりと愛でている。)
世を忍ぶ(人から世から身を隠している。)
と言う二つの意味が込められている。
永世名人への道
東国原英夫
湯冷めして 九条議論 終はりけり
↓(~して~終はり 臨場感が足りない。
理由と結果が書かれていた。
「にて」はそれによっての意!)
九条議論 終はる 湯冷めの 嚔(くさめ)にて
(嚔とはくしゃみの事!)
来週のお題は「こたつとみかん」
東国原英夫氏の俳句の添削は
本当に素晴らしいの一言でした!
毎回、このような添削を数句!
ご披露して欲しいと思ったのは私だけ・・・?
嚔(くさめ)をはじめて知りました!
「にて」「夜を下車」今後使い熟したいと思います。
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