2018年12月24日月曜日

こたつとみかんで一句

連名や 別れた人が 年賀状
亡き人が 感極まりて 年賀状
年賀状 やっと完成 安堵せり
追われ追われて 詠むに詠めない 年の暮れ
吟行が 吟行非ず 年歩む

プレバト纏め 20181220
こたつとみかんで一句

1位 坂下千里子 
夕空を ドクターヘリや 落葉焚

2位 Kis-My-Ft2 二階堂高嗣
手酌酒 祖父の背中や 年歩む
↓(季語は年歩む 大いなる時候の季語!)
酒を酌む 祖父の背中や 年歩む
手酌せる 祖父の背中や 年歩む

3位 酒井美紀
湯気まとう 母の背もまた 雪景色
↓(比喩はわかりやすく表現する!)
雪景色めく 厨のゆげの中に母

4位 研ナオコ
ぬくぬくと ミカンほおばり 止まらない
(発想を膨らませる!添削不可能!)

5位 レイザーラモンRG
霜焼けの 指を黄に染む ネイルサロン
蜜柑沁む 荒れたる指を 黄に染めて

特待生昇格試験

立川志らく 
婆やは蜜柑 食べ続ける 妖怪

三遊亭円楽
結露拭く コタツ列車の 窓の笑み
駅の小旗 こたつ列車の 結露拭く

次回は第2回冬麗戦 お題は「年末の満員電車」

お~次回が楽しみでなりません。
俳句を愛する人の俳句が良いですよね。
下手でも上手でも良いんです。
仕事のために詠んだ俳句はいただけません。

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