2018年12月6日木曜日

スピノザ著「エチカ」とは・・・。

冬の日や 研ぎ澄まされた 匂いあり
冬旱(ふゆひでり) 純粋だけを 武器に持ち
冬北斗 不平不満は 口にせず
冬の星 静寂に宿す 慈愛かな
たま風や 持ちえる慈愛 忍ばせて

100de名著 
ベネディクトゥス・デ・スピノザ著「エチカ」をメモりました!

エチカとはEthica 倫理学
エートス(動物の巣・住処)を考える哲学

スピノザは定義+公理+定理+証明をエチカに取り入れました。

「神とは絶対に無限なる実有、
言い換えれば、おのおのが
永遠・無限の本質を表現する。
無限に多くの属性から成っている実体と解する。」
第一部 定義六

神は無限である
ならば神に外側なない
すべては神の中にある
私たちもみな神の一部である。(変状/様態)

Deus sive Natura 神すなわち自然 神即自然
スピノザの考え方は汎神論!

アインシュタインの言葉 「私はスピノザの神を信じる!」

エチカの構成は
第一部 神について
第二部 精神の本情および起源について
第三部 感情の起源および本情について
第四部 人間の隷属あるいは感情の力について
第五部 知性の能力あるいは人間の自由について
となっています。

善悪は命令と結びついています。
完全不完全の感じ方は一般的観念によるものです。

「あなたの活動能力がどうやったら
うまく高まるかを考える事」こそが幸せと結びつく!

「善および悪の認識は
我々に意識された限りにおける
喜びあるいは悲しみの感情に
ほかならない。」
第四部定理八

賢者とは「いろいろな楽しみを知っている人」とスピノザは位置づけています。

確かに難しい哲学かもしれませんが
私は多くの共通点を見つけられました。
國分功一郎先生のお蔭です・・・。感謝です。

http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/82_ethica/index.html#box01

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